<< 2026/04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

ゆっくりずむ

♪行こうよ君と どこまでも
 はずむ銀輪 リズムに乗って
 サイクリング サイクリング
 ヤッホー ヤッホー
 波もささやく 浜辺の道を
 若い歌声 合わせて走りゃ
 潮のかおりが 夢を呼ぶ 夢を呼ぶ
 ヤッホー ヤッホー ヤッホー ヤッホー
……………………………………………………………………………………………

世代が変われば、ドライブなんだろうが

僕らの時代は、自転車が今の車だった

ちょっとキザっぽくすれば、オートバイだった

今は(昔もか)ルール違反だけど、2人乗りがカッコ良かった

後ろに彼女を乗せて…

古き良き時代とはこのことか

人生、急ぎすぎないで、焦らないで、ゆっくり、ゆっくり

ゆっくりずむ

posted by わたなべあきお | - | -

哀しい習性


♪遠い空だよ 愛しい瞳
 呼べどこだまは かえらない
 恋は一度さ さすらい者が
 男泣きして みる夢さ

…………………………………………………………………………

ひとは何度か恋をして

いや、幾度となく恋をして

これでもかと思うほど落ち込んで

その度に成長して…っていうか強くなって

もっと言えば、男に磨きがかかって

表向き、そうは言いながら、それぞれが比較できるわけもなく

初恋の失恋の痛みを、ずっとずっと持ち続けるものなのです

それは涙の溜めどころでもあり、癒しの泉でもあるのです

それもこれも…僕自身が古い男なんでござんしょう

♪呼んで届かぬひとの名を

 こぼれた酒と指で書く…………





 

 

posted by わたなべあきお | - | -

食中毒

冷蔵庫が壊れた…というよりご臨終。

気付くのが遅れて、家族全員が食中毒。

改めて思う…冷蔵庫のまだ無かった時代のこと。

もちろん、その日に口にするものは、その日に調達するのが当たり前だったと記憶する。

現代のような、一週間分とかの買いだめはなかったような…。

食べるものの種類によっては、「腐る寸前が一番うまい」とか言うけれど、

怖い!怖い!もどす、下すのあの苦しみは、当分味わいたくない。

posted by わたなべあきお | - | -

告白

♪あなたの細い手の逆さ時計
あなたの肩までの夏の服
あなたのせつなげな肩の線
あなたの舌足らずな言葉たち
永遠のまごころをあなたに贈りたい
あなたが伏せ目がちに微笑んでくれれば
永遠のまごころをあなたに贈りたい

………………………………………………………………………………………
生の言葉の無力~というより

言葉は要らない~というシチュエーションもあるわけで…

僕の場合、文字化したり歌にのせたりの間接表現が多かった

しかし、それらは誤解や曲解とも裏表でもあるわけで…

日本語の持つ特性というか、受け止め方によったら

やたらキザっぽく薄っぺらに聞こえることもあるわけで…

それらも含めて、そんな表現方法を理解してくれる人としか

真の心の交わりは生まれないと確信している

言わず語らず…以心伝心…阿吽の呼吸…








posted by わたなべあきお | - | -

ダーツ&#127919;

誰に向かって叫ぶのか

何に向かって愚痴るのか

それらは天に唾することに似て

己を惨めにするだけだ

やむなく視点を変えてみる

叫びの対象を変えてみる

それらすべてが

まるで反射板に当たった矢のように

見事なまでに、己の胸に突き刺さる

「うっ!やられた~!」と大げさに演じてみせて

僕は床に倒れ伏す

posted by わたなべあきお | - | -

京都ララバイ

夕やみが迫り来る…薄ぼんやりとした世界のなかで

遠くにポツンと部屋のあかりが見える。

LEDとは違う、昔ながらの乳白色の灯りだ。

家の住人も、きっと優しい人たちなんだろう…と

勝手な印象付けをしてしまう僕でした。

posted by わたなべあきお | - | -

ブックエンド

私の両親は、いわば対になったブックエンドようなものだったと言っていい。

中身がどんなものなのか考えようともせず、必死になって左右から押さえ込み、

表面を取り繕ろうための努力を惜しまない。本が逆さまにならないように、棚から

落ちてしまわないように、彼らは気を配り続けた。そして私は、おかしな言い方に

なるが、そんなブックエンドにはさまれて育った一冊の本だった…。

         
         【小池真理子「恋」】


………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………


状況を引用して、自分に当てはめてみたら、僕は父の書斎の中の膨大な量の本たちの

なかで、引き出されることもなく積み重ねられた本たちの中に挟まれた、一枚の

メモ用紙的存在だったのかも知れない。僕自身が何かに書き残している。

「そこに家は存在していたが、家庭がなかった…」事実、ごく稀に立ち寄っても、

僕自身の部屋というものは存在しなかった。もし、帰ってきた時のために…という

思い遣りも無かったというわけだ。

posted by わたなべあきお | - | -

かさぶた


   僕がかさぶたになりましょう

   あなたにとってまだ外の空気は危険です

   だから…僕がかさぶたになりましょう

   無理やり剥がされたって

   またきっちり覆ってあげますよ

   だから…もう少し…おやすみしなさい

   もう少しの辛抱です

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(337)

♪名前も知らない あなたと私
 なのに不思議ね 胸がときめく
 恋はこうして 生まれるものなのね
 教えてほしい あなたのすべてを
 今宵ひとりで歌う あなたへの歌
……………………………………………………………………………

カラオケ🎤🎶がブームの頃

あるスナックでよく逢う女性がいた

名前も知らないし、グループも違ったのだが

歌う歌の傾向が似ていた

僕の歌に一際拍手を送ってくれた人だった

その店が閉店時間となって、タクシーを呼んでもらったら

ママが「なべちゃん、一軒付き合って」と言った

そしたらその彼女も乗り込んできた

ママは何を考えたのか?何を企んだのか?

僕には理解不能だった

行き先は店を終えたママたちがよく行く店らしく

深夜だというのに大流行だった

鈍感な僕は、ママたちの企みを理解するのには

かなりの時間を要したのだった

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(336)

     ♪青い青い 月の下で
      君に告げた 愛の言葉
      好きと云われ 好きと云った
      あれは夢か 遠い夢か

      青い青い 月の下で
      君は誰と いまは暮らす
      僕にもどれ 君よもどれ
      みんな夢か 遠い夢か

………………………………………………………………………

湖の干拓地、区画整理が施され、道路や跨線橋か出来た
 
車も通らず人も通らない、街灯だけがあかあかと点っていた

暗闇を作る跨線橋の下が、僕たちの逢瀬の場所だった

許されたわずか十分足らずの逢い引き 

鮮やかに甦るはるか遠い昔の青春

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top