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日記のように

振り返り見れば、日記のように書き始めて

18年になろうとしている。

旧なべちゃんエッセー(2004年4月〜)

ちょっと覗いてみると・・・

われながら<忠実>だなあ〜と思う。

背景のダークブルーが好きだった。

ちょっと危ない?内容も正直に書いている。

日記のようにとは言え、他人様に見られる場所なのに・・・

でも、そこらの際どさがまた快感だったのかもしれない。

posted by わたなべあきお | - | -

独り

父があの時、高い次元での<別れ>を決意したように

僕もこの頃、子供たちに(と言っても大のオトナだが)

精神的別れをしようと考えている。

遅まきながら、親父の悲哀が分かるような気がする。

なぜもっと寄り添えなかったんだろう。

なぜもっと優しくしてあげられなかったんだろう。

今、僕が心の漂流をしているように

あの頃、父も同じだったんだろうと・・・。

突き詰めれば、所詮人間は独り。ヒトリ。ひとり。





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象の背中

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重なる想い出

滲む泪

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何くそっ!

小難しい言葉は抜きにして


僕の人生訓は


「何くそっ!」





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宮本武蔵

吉川英治の「宮本武蔵」をとるか

司馬遼太郎の「新説 宮本武蔵」をとるか

意見の分かれるところだ

想像力と現実

どちらにも軍配は上げられない

僕は加えたい

井上雄彦の「バガボンド」



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おかあさん

サトーハチローのような

<おかあさん>は書けないよ

羨ましい・・・としか言いようがない

おかあさんがいてくれたら

何もいらない

食べ物も着るものも

物はいらない

温もりと

柔らかさと

頬ずりがあれば

他にはなにもいらない

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確立

己の心を凝視する

出来そうで出来ていない

己の心を分析する

これも同じ

出来そうで出来ていない

あまり自分を責めるなよ

それが逃げることとは違うんだから

それが責任転嫁ではないんだから

幾つになっても

いつまでたっても

確立しない 僕

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念ずれば花ひらく

苦しいとき

母がいつも口にしていた

このことばを

わたしもいつのころからか

となえる ようになった

そうして そのたび

わたしの花が ふしぎと

ひとつ ひとつ

ひらいて いった


        坂村真民

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自業自得

酒を呷る〜とか

クスリをやる〜とか

そんなところに助けを求める気持ちは微塵もないが

意識過剰と言われても

廻りのアタリは鋭く、心に堪える

これがまさしく

自業自得というヤツか




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