母が女の厄年で亡くなって 僕はもうその歳の倍以上も生きているんだが 年下とは思えない・・・この感覚は何なんだろう 母も向こうで歳を重ねているということか そうでないとつじつまが合わないよな うん、そうに違いない 見守られ続けているんだよな お土産話が少ないな 愚痴話ばかりでは申し訳ないもんな
笑顔でいれば まわりも明るくなる そんな人たちが集まってくる 何にでもくよくよしていたから まわりも暗くなって そんな人たちばかりが寄っていた 花を生けよう 清しい花を しゅっとした花を 凛とした花を 自然と 空を見上げる自分がいた
ピンポンを押して 返事を待たずにドアを開けた 「ただいま!」 不審げに出てきた君に いたずら気分でそう言った 「おかえり〜」 意外な答えが返ってきて 僕は驚いた 目元も口も明るくて 鮮やかに乗り越えて切り替えた君に 僕は安心した 女性は強い
裸の王様がいる あそこにも此処にも 威圧的言動で従わせようとする 答えを求めておきながら 最後まで聞こうとしない 聴く耳持たず 否定が大前提 図星が怖いんだろうな 悲しき王国 手を携えて移民となるか 心(精神)は何処へでも行ける
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