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雨の中の二人

♪雨が小粒の真珠なら

 恋はピンクのバラの花

 肩を寄せ合う小さな傘が

 若い心を燃えさせる

 別れたくないふたりなら

 濡れてゆこうよ 何処までも

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雨が演出する心模様

心のささやきを雨が奏でる

伝えたい言葉が雨音に乗り移る

感じ取ったあなたが

傘の触れ合いで応える

そうとわかれば

濡れて行こう

どこまでも

どこまでも・・・

posted by わたなべあきお | - | -

おーい

おーい

と声をかける

木霊はかえらない

それでも

おーい

と声を発する

心の叫び

魂の伝達

この無反応が

この超静寂が

むしろ僕の叫びのトーンを拡大させる

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魂の結晶

あゝ僕は生きて行くさ

言葉はゲスいが

僕は生きてやるさ

流行りの服で着飾った方々に

僕は目移りすることはない

断じて・・・無い!

心はリアルなまでに表に現れる

胡麻化されるも、見破るも、ない

ありのままのあなた

ありのままの僕

そのぶつかり合い

その融合

そこから生まれる唯一無二の発生物

それは誰にも止められない

それは誰にも壊されない

異次元ともいえる魂の結晶

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あの橋の畔で

♪あの橋の畔で
 交わした 愛の誓いよ
 あなたの言葉 私の言葉
 胸から胸につないだ
 愛の心の糸は
 遠く離れて 結びつく
 あゝ夕月の恋
 いつの日かなう

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心を込めて

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老い

老いが僕を追いかけてくる
憂いの瞳が僕を嬉しがらせる

若返ったつもりで若作りする
そんなことを呟いてた僕に
ふと、
昨日逢えなかった寂しさが過る
声さえも聴けなかった悲しみが...

ゴルフ動画の若娘に
あなたの姿を重ね見る
あんな頃もあったなぁ

フルスイングの躍動が
僕の心を刺激する
数えるほどのナイスショットが
瞼の奥でよみがえる

あの快感を呼び戻せ
そして老体に染み渡らせよ

白球はピン球に置き換わり
シャフトは腕が肩代り

力 全身に漲って
老いの悪魔を吹き払え

グッバイ 遠い青春

再来せよ 心の青春

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友よ

♪友よ 夜明け前の闇の中で
 友よ 戦いの炎をもやせ
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ 君の涙 君の汗が
 友よ むくわれるその日がくる
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ のぼりくる朝日の中で
 友よ 喜びをわかちあおう
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

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蒼空

波に乗るか

はたまたその波に乗り遅れるか

そのタイミングは微妙極まりない

上手く乗る人を世渡り上手と言うのだろうか

僕の観方はむしろ逆だな

乗り遅れて、波に翻弄されて、海底に叩きつけられて

死の直前を体験させられて

浮かび上がって来い

あの大波の後の凪ぎ切った大海原に

その疲れ切った体を仰向けにしてみろ

誰もが見ようともしなかった蒼空が

君の疲れを癒すだろう

そうなんだよ

その空は、僕であり、あなたなのです

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正邪の闘い

僕は辛うじて立ち止まった

上ばかりを見て歩いていたから

ふと目線を下げたら崖の淵だった

思わず深呼吸をした

その後から動悸が激しくなった

まるで催眠術にでも罹ったように

僕は誘導されていたのだ

己を客観視せよ

悪鬼悪魔は善人を装い

満面の笑みと優しさで忍び寄る

誰彼となく言ってきたことを

自分に言い聞かせる

しっかりしろよ

心に真剣を携えて切り開き出よ

亡霊たちはたちまち退散するはずだ

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かなしみは

かなしみは

 わたしを強くする根

悲しみは

 わたしを支えている幹

かなしみは

 わたしを美しくする花

かなしみは

 いつも湛えていなくてはならない

かなしみは

 いつも噛みしめていなくてはならない



           坂村真民

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