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寸借詐欺

猛暑日続きの京都…まさしく外は危険だ。 

昨日、所用のためバスで出掛けた。乗り換えが必要だったため、次のバス停で

待っていたら、老婦人が女子大生に何やら頼み込んでいた。断られたようで、

今度は僕に。バス賃を貸して欲しいらしい。一瞬、これは詐欺だな…と思ったが、

黙って230円渡した。そして彼女は到着したバスに乗り込んで行った。想像するに、

彼女は無賃乗車証を持っているはずだ。おそらく先のどこかで降りて、

また同じことを繰り返すはずだ。

これを半日もやれば、千円、二千円は稼げる?だろう。

成功率は三割か五割かわからないが…。寸借詐欺というやつなんだろう。

僕は、そのせいとは言わないがバスの系統を間違えてしまい、遠く離れた場所で

下車して2キロほど歩く羽目になった。炎天下、持って行ったタオルが汗にまみれた。

これなら、タクシーに乗った方が良かったかな…と自分を責めた。八つ当たりする

物も無く、「あの婆さん、いい死に方は出来んよ」と思いながら、ひたすら

汗を拭き拭き歩いたのだった。


 

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位置修正

男というのは、

アソコのおさまり具合が悪いと気持ちの悪いものです。

一番困るのは、散髪の時です。

半固定状態ですから、どうしようもありません。

すると余計にイライラしてきます。

わずかなスキを見計らって、位置修正を試みる。

成功?した暁には、眠気さえ訪れます。

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世界観

堕獄論を展開するか、成仏論を展開するか、

これは大いに意見の分かれるところである。

言い換えれば…

恐怖心を煽るか、安心感を付与するか…であろう。

僕的に言わせてもらえば…

比重のかけ具合の問題だと思う。

どちらにしても100 VS 0 はありえない。

僕なら…60%寂光参詣 40%堕地獄 のスタンスだ。

全賛成でもなければ全否定でもない。

己の在り方次第で、どちらにも転ぶというスタンスだ。

僕は導者ではないから、偉そうに断定的たことは言えないが

そういうスタンスだ。

ただ、この考え方には、どっち付かずの「優柔不断」の批判が

付きまとう。だからと言って、やはり断定的論法は僕には出来ない。

育児方法に置き換えてみれば、「アレをしちゃダメ、コレもしちゃダメ」よりは

「こうしてみたら?ああしてみたら?」のスタンスなのだ。

それでもやはり「生ぬるい」の批判を受けるだろうな。

でもなんと言われようが、それが僕の世界観。

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望遠鏡

なぜ「背景の記憶338」を書いたか?

向田邦子の「阿修羅のごとく」を読んだからである。

僕は作中の興信所の人間でも不倫の当事者でもないが、そんな事実がそこら中に

蔓延しているからこそ、小説にもなるわけで…

いや、それ以上に(事実は小説より奇なり)で、僕は何をやっているのだろう?…と

ひとしきり考えてみたわけだ。

やはり問題として浮かび上がってくるのは、「時代性」だろう。

耐える女の時代、我慢する女の時代、そこに生まれる男女の悲喜劇…

今なら、即離婚、即再婚…なんとも激しすぎるこの対比…

作中にも出てくるが、(人の心の見える望遠鏡)を発明してくれ…と言いたくなる。

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ソウルメイト

【ソウルメイト】とは、血縁ではなく魂のつながりで、過去世で何度も

関係のあった人、あるいは親子や兄弟、恋人、あるいはその人生で

大きな影響を与えた他人など、輪廻の世界で関わってきた強い絆の人です。


…………………………………………………………………………………………………………………………………………………

そう感じる人は、たしかに居るものです。

まさしくソウルのつながりであり、言葉を必要としません。

でも…これはプラスの関係だけではありません。

過去世の恨みを今生で晴らす…という残酷な世界もあるのです。

子が親を…親が子を…殺めるという残酷極まりない世界もあるのです。

そんなニュースを見聞きする度に、そんな連想をしてしまう僕です。

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阿修羅

現実界の人間は、まさに阿修羅的存在

戦い、挫折、苦悩、祈り、救い…

人間界における多様な本質

高橋和巳の「生涯にわたる阿修羅として」

向田邦子の「阿修羅のごとく」

読めば人間界の悲喜劇が、これでもかと語られる。

人間が苦悩の中で掴むもの…

それに至るまでの過酷な道程…

初めから達観に至る人間は稀のなかの稀

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痴呆

痴呆症の人を抱えた家族の問題は深刻である。

僕の身近でも存在している。

徘徊や金銭感覚の麻痺とかもあったから、大変だったらしい。

やがて介護施設のデイサービスのお世話になれたから一時凌ぎはできたけれとも、

問題は、在宅の過ごし方である。

伴侶がいるのだが、食欲は異常、なんでも何回でも食べる。

油断するとアルコールも見つけては飲む。トイレは異常なくらい頻繁に行く。

そこで伴侶がキレる。我慢ならずに暴力行為になってしまう。

徘徊防止のため、玄関にカギをかける。現代版座敷牢状態といっていい。

子供たち(と言ってもイイ大人だが)は、それぞれの立場で駆けつけてはいるが

もっとも深刻な現実には遭遇しない。「痴呆老人の接し方」といった教科書的

教訓は、現実の場面では何の意味も成さない。一歩間違えれば事件になりかねない。

昨日、顔面を拳で殴られたのだろう、目の縁を真っ黒にした悲惨な顔を目にした。

限界を超えた殺人事件のニュースも他人事ではない。

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持ち越し

この世のことは、彼の世へ持ち越し

功罪共に、彼の世へ持ち越し

残念ながら…

功徳の方は、我々凡人には、そう多くは備わらない

逆に、罪業の方は、

意識的、無意識的に関わらず、山ほどあると言っていい

まさに山積である

さあ、そこでだ

今日を如何に生きるべきか

これの積み重ね

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地獄

地獄絵図は、現実生活の中に描かれる。

あの世に逝ってからの話ではない。

罵り合い、叩き合い、果ては…

究極的に無視をする。

外面、何事もないかのような家庭でも、

一歩中へ踏み入れば、そんな修羅場が展開されている。

現実は、非情、冷酷極まりない。

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弓矢

身の程を知る

限界を意識せずとも

少なからず…身の程を知るべし

いい歳をした人間の【空元気】はみっともない

ちょっと距離をおいて

心の中で腕組みをして

眼光鋭く見極める

さすがに看過できない事象と人物には

心の中に弓を引く

posted by わたなべあきお | - | -

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