脱出

あれは僕が結婚をする前の頃だったろうか?

父は手紙の中で「おまえは、<脱出>の名人だな・・・」と

誉め言葉なのか諫めの言葉なのか・・・分からないような一文があった。

たしかに僕にはその歳までに、一度と言わず二度、三度<脱出>をした。


自分的には・・・

「孤独になろう・・・自分を見つめよう・・・」だったのだが

された側からすれば「なんて身勝手な」「迷惑この上ない」

行動であったに違いない。


<脱出>は殻を破る〜最短、最善の道だ。

<今>は・・・

躰ごとの脱出ではなく、心の脱出だ。

それこそが真の<孤独>と言うものだと確信している。



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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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