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ブルーグレイ

「三島作品に漂う硬質な情感はどれも好きだが、私が読んだ彼の作品の中で、

あのシーンの美しさをしのいでいるものは一つもない。死を覚悟していた作家が、

最後に書いたシーンなのです。死と隣り合わせになった時こそ、人は生涯で最も

美しいものを感知することができるのでしょうな。皮肉と言えば皮肉だが、

それも致し方ない。所詮、美の行き着く先は、死なんですから」


       「欲望」小池真理子

posted by わたなべあきお | - | -

地球

○「地球は青かった」  ガガーリン


○「宇宙では、地球は小さく、非常に孤独に見えた」 ニール.アームストロング


○「国境線は見えなかった」  毛利 衛


○「宇宙から地球を見ると、すべてが繋がっていると感じる」 エドガー.ミッチェル

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宇宙から見れば、地球上のあちこちの戦争も、視覚的には蟻たちや虫たちの陣地争い

のように感じるのではないか?

よく「逆転の発想」と言うけれど、

「世界のそれぞれの為政者たちよ、一度宇宙から地球をご覧あれ!」と言いたい。

そこはもはや【神の領域】か?

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ボーッと…

現実は、捉え様によっては、単調極まりない世界かも知れない。

だけどもう一方、捉え方によっては、複雑怪奇な世界を生み出す。

人は皆、単純単調とも言える現実社会の中で生きている。

それがすべてだと思い、いや、それがすべてだと観念して生きている。

僕はそうとは思わない。己の心の持ち様次第で、世界は一変する。

しかし、実存主義と言ってしまえばそれまでの話なのだが、僕的に言わせてもらえば

果てしなく繰り広げられる夢世界を、いとも簡単に葬り去るのは勿体ない。

波長の違いと言ってしまえば、それまでの事。

僕的にも、それをどうこう言う資格はない。

むしろ、「知る人ぞ知る」で納得する。

人は皆、孤独だ。いや、僕だけか?

嘘と欺瞞と稚拙な演技で形成された「現実」に憐れみの感情さえ覚える。

何故か突然、「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」とチコちゃんの声が木霊した。

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「君子危うきに…」

ウエブ上の「なりすまし」や「乗っ取り」は後をたたないけれども

その手口もだんだん巧妙化してきて、一昔前のように即座には見破れない。

ただ言えることは、彼ら(彼女ら)がやらされているという点だ。

必ずどこかで小さな「ほころび」が露呈する。 さらに加えれば、

おそらくは、いくつもの件数をこなしているのだろう、自身や相手の名前や

ニックネームが混同してしまったり、全く別人に返答したりが起こる。

そしてやがて、「こりゃ見込み無いな」となったら、あっさりと退散して行く。

それはそうとして、僕が考えるのは、「乗っ取られた人」「成りすまされた人」

のことだ。特に写真~これは深刻さを内蔵していると思う。とは言いながら、

僕でも判断しかねる「友だち」も存在するわけで…。

結論的に言えば、「君子危うきに近寄らず」ってことかな。

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日常

非日常的なことが、毎日になれば、それは非日常でなくなる。

それをショックとか新鮮なこととかに受け止めれば、続くのはせいぜい一週間だろう。

習慣化した毎日を、週一にしてみなさい。

そのスタンスの方が、はるかに長続きするはずです。

もっと言えば、月一でもいいかも知れない。

その間の時間の中で、何を思い、何を考え、何を模索するか、

そうした方が、はるかに有意義なはずだ。

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黒子

その時初めて、私は自分でも説明のつかない、何か不可思議な心の粟立ちを感じた。
それはかすかな、それとはわからないほどかすかな嫉妬であり、悲しみであり、
空しさだった。慣れているはずの感情には違いなかった。私はいつも、人生に生じる
幾多のささやかなドラマの中心人物にはなれない人間だった。よくても端役、悪ければ
黒子にすぎず、ドラマは私がいてもいなくても、滞りなく進んで終焉を迎えた。

      「欲望」【小池真理子】

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まるで自分のことを言い当てられているような文章に出くわす。

芝居で言えば端役や黒子でも、僕にとっては、そこが居心地が良かったのだ。

歌で言えば、バックコーラス。旋律で言えばアルト…そんな感じ。

居直り的に考える時がある。主役も脇役あっての主役なのだ。

一人芝居でもないかぎり…。

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七字のうた


     よわねを はくな

     くよくよ するな

     なきごと いうな

     うしろを むくな


      【坂村 真民】

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たった一人

 
 今は、一人の人が何を思うかすごく大切な時代です。

 生きている毎日の生活の中で、たった一人の人間でも

 てきることが、きっとあるのではないかと思います。


               【加藤 登紀子】

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誰にも……

  

【人が心に思うことは  

       誰にも止められない】

     

       映画「時代おくれの酒場」

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至福

何気ない言葉や文章からでも、人の心は読み取れるものです。

書いた、話した本人が意図しなくとも、心は伝わり来るものです。

ちょっとした字句やちょっとしたトーンの中に、心は読み取れるものです。

だからといって、逆も又真なり~と行かないのがこの世の中。

そこまで言わすか…となった時には、僕は大概口をつぐむ。

何故なら、その段階ですでに心の通信線は、遮断されてしまっているから。

逆を言えば、今の世は一から十まで現実に声に出して言葉に置き換えなければ 

伝わらない時代だから…。

「一を聞いて十を知る」が通用するのは、はるか遠い昔の夢物語なのだろう。

実の夫婦でさえ、実の親子でさえ…。

そう考えれば、目と目で会話が出来て、言葉なくして心が通じる【あなた】が

いるというのは、なんと幸せなことだろう。

posted by わたなべあきお | - | -

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