【健全なる精神は 健全なる肉体に宿る】
僕的にもっと言えば…
「魂が磨かれれば、自ずと肉体も健全になる」
些か宗教染みた表現だが、事実そうだと思っている。
それほど、心(魂)の体に及ぼす影響力は強大であるということだ。
身近な言葉でも「病は気から」という。
逆もまた真なり…で、
己の心の有り様次第で、病もぶっ飛ぶというわけだ。
悩まないで
前向きに行こう!
くよくよしないで
前向きに行こう!
過ぎてしまったことは忘れて
前向きに行こう!
心の持ちようが
体に変化を及ぼす
前向きな姿勢が
周りを好循環に導く
だから…
take it easy !
黒の中の真っ黒を意識したのは二十歳の頃だったか。
それは僕の安アパートに潜り込んできたアキラ君のイメージだった。
なにせ着ているものは、上から下まで黒づくめの彼だった。
それに加えてほとんど言葉を発せず、唯一「チッ」と言うのが彼の癖だった。
ショートホープと使い込んだジッポのライターが自慢だった。
セブンスターでもハイライトでもないところが彼のこだわりだった。
ローリングストーンズのミックジャガーを好み、ヘアスタイルも酷似させていた。
器用に裁縫ができ、ジーパンを自分好みに加工していた。反対に僕は…
彼の対極にいて、どこにでもころがっている名もなき石ころみたいなものだった。
当時の拙い詩集の中に「黒い宿り木」という詩がある。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………
黒い宿り木
きみはどこでどう 俺を見間違えたのだ
もう5年も 光を拒否し
暗闇の中に 溶け込んでしまおうかという俺なのに
この真っ暗やみでも きみは 俺が見えるというのかい
ほんとうに へばりついてきた
共倒れだぜ この野郎…
死滅したはずの過去が 巨大な水滴となって
砂漠と化していた 俺の瞳を濡らした
ただの黒と思っていたのに その中に
俺は 強い 生きた黒を 見た
澱んでいた色彩が 黒いメロディーを 奏で
やがて 混沌の心臓そのもののように
きょうれつなビートで 枹が おどりだした
慈愛に 充ちあふれた 無知なる男
回生の魔力をもった 神業師くん
きみは 黒い宿り木よ
