文庫本の三行も四行も、句読点のない文章を読んでいて
これって読みづらいんちゃうの?と思いながら、意外とスラスラと
読み続けている自分に驚いたりした。
そう言えば、考えてるときや物思いに耽っているときも
一々句読点を付けて考えているわけでもないわけで…
そうか!こんな文章表現もありか!と変な感動を覚える。
読んでいる作品も話し言葉が大半を占めているわけで、
変な納得をしてしまった。
漫画みたいな話だが、現実の会話中に
「僕はさ(、)◯◯だから(、)」なんて会話してたら
異様だもんな。そうは言いながら、よくよく考えてみたら
実際の会話中は、「間」が句読点の役割をしているわけで
いとも簡単に到達結論付けに、いささか拍子抜けしてしまった。
批判を口にすることは容易い
しかし、同じレベルのことを自分自身に突き付けてみた時
己のなかの自分は、どう応えるのか
その上で
もう一度、相手への批判を練り直してみよう
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人間の感情、心の内は複雑怪奇だ
単純な反発心もあれば、図星をつかれた恥ずかしさもある
いつものことながら、ぐっと噛みしめてみる
心の内を整理整頓して、論理を組み直してみる
過剰な自尊心を払拭して、核心を研ぎ澄ます
そのバランスが、シーソーが定着して、
その差が歴然とした時、
心が脳に、唇に、指令を発する
どん どん どん どん底
街の誰もが 振り向かない
何をしてても 振り向かない
どん どん どん どん底
昨日見た夢 変な夢
みんな斜めに 歩いてる
どん どん どん どん底
行ってみたいな あの世やら
綺麗なお花が あると聞く
どん どん どん どん底
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昨日会った人お二人は、全く対称軸におられた
どちらも男性で、奥さんの介護をする立場
片や、至れり尽くせりの高級マンション的介護施設
片や、認知症だが施設入所を拒み、在宅の重労働
この典型的な家庭を一日のうちに見せつけられた
どちらが幸せか?当人にはその判断能力すらない
介護する側の心境…この対比が痛々しい
僕には軍配の挙げようがない
残るは、突きつけられた現実
明日は我が身か
眼に見える物さえ正せない程度で、
刻々に転変して止まぬ人間の心の洞察など、
出来ようはずがない。
【森 信三】
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人の心の奥深くに入り込むだけの迫力が無ければ
人を諭し改めさせることは至難の業だと悟る。
表面的な軽い上っ面の言葉の羅列の先に、見える物は何もない。
僕は名もなき一凡人だが、それくらいは見透かせる。
人の眼に触れない処で、どれだけ自己研鑽を積み重ねるか。
その結果として、相手とする人達の改良と向上があるんじゃないのかな。
この事さえも、言われてするんじゃなくて、自ら気付いてやらなくちゃ。