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この街に住んで、もう半世紀以上が過ぎてしまった。

子供たち、孫たちにとっては、この街が故郷だ。

僕には生まれ故郷や育った街の思い出はあるが、さすがに五十年以上も

住み続けると、この街への愛着はこびりついてしまっている。

いろんなことがあった・・・

いろんなひとと出会った・・・

いろんな人と別れた・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♪さりげないやさしさが
 僕の胸をしめつけた
 この街で僕を愛し
 この街で僕を憎み
 この街で 夢を壊したことも
 君はきっと忘れるだろう
 それでもいつか どこかの街で会ったなら
 肩を叩いて 微笑みあおう

♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ 

♪街の角 喫茶店
 古い美術館
 山かげの細い道
 初恋の涙
 この街が好きさ
 君がいるから
 この街が好きさ
 君の微笑みあるから

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「覆水盆に返らず」

何気ない言葉や仕草の中にこそ、その人の本質がある。

意識すれば言葉を選ぶし、書き物であれば読み返しもする。

裏を返せば、思ってもいないことは言葉として出てこないということだ。

まさしく「覆水盆に返らず」

政治家の失言が話題となっているが、これとても同じこと。

失言と言うよりは本心(本音)ということだろう。

ごく身近なところでも、似たようなことが起こっている。

僕の場合、受け身の立場が大半なんだが、「ああ、やはりそういう奴か」

にたどり着く。諫めはしない、そういう奴として見切ることにしている。

自分への言い聞かせとしては、「思いやり」や「心遣い」を言葉に

込めたいと思っている。ごく自然な形で。

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かわらない風景

かわらない風景というものは、時に残酷な面を持っている。

♪嵐の中に 人の姿を見たら
 消え入るような 叫びを聞こう
 わかり合うよりは たしかめ合う事だ
 季節のめぐる中で 今日をたしかめる
 越えて行け そこを
 越えて行け それを
 今はまだ 人生を 語らず

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天誅

慢心、驕りは

当の本人は気付き難い

自信、確信と裏表だからだ

それこそ

天誅、天罰でも

当たらないかぎり
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下山

時代の流れを肌で感じよう
良くも悪くも・・・

僕一個の抗いなんて蟻さんにも劣る
彼らはひたすら荷を運ぶ
せっせせっせと・・・
突然の雷雨が隊列を崩す
しかし半時間もすれば
彼らは元の姿に戻っている
それなりの被害もあっただろうに・・・

人生の下山途中で
風雨を避けて岩陰に身を丸めている自分がいる
水は有る
雨が上がって歩き出す気力があるだろうか
体力は思っている以上に消耗している
余力のある人たちが僕を負い越していく
僕は後退りして岩陰に横たわる
複雑な睡魔に襲われる
あまり経験しない誘いを感じる

父が何かを叫んでいる
紙に殴り書きをして僕に差し出そうとしている
しかし僕にはその字は判別できない
もう一山登れとでも言うのだろうか
母が無言で微笑んでいる
父とは反対に「こっちへおいで」とでも言うように
兄姉たちは戸惑いの顔をしている
そりゃそうだろう無理もない
最後は己の決断だ
両頬を叩くか・・・抓るか・・・
マッチ棒を擦ってみようか
昔雪山でやった最後の足掻きのように

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追いかけるな

〇世の中は、目に映らない場所で、誰かが誰かのためにひたむきに、何かを

 しているものだ。目を少し大きく見開けば、そんなことであふれている。

 今は見えずとも、のちにそれを知り感謝することもあるのだろう。

 己のしあわせだけのために生きるのは卑しいと私は思う。


〇私が言っている「追いかけるな」というのは、いつまでもつまらぬものに

 こだわるなという意味合いの方が強い。


〇理不尽がまかりとおるのが世の中だ。


〇怒りはその人を成長させたり、新しいものに挑んだりする精神を養う。


〇人を悪く言うことは、空にむかって唾を吐いているのと同じです。

 ※「流言は智者に止まる」(洵子)


                伊集院 静


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諸説色々

〇本で言えば、中身より面白い「見出し」

 今時で言えば、YouTubeの見出しかな

 中身でガッカリの多いこと


〇関西弁の良さ?

 人を怒らさずに悪口を言い

 悪口を言いながら好意を示し

 ケンカをしながら円満に・・・


〇女房は 京都

 番頭は 江州

 蔵番は 長崎

 小僧は 江戸

 ※小僧と言われた江戸っ子は、悔し紛れに

  「東男に京女」と言い返したとか・・・

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必殺

喧嘩しよう 

正々堂々と喧嘩しよう

土俵下で野次ってもしようがない

応援席で野次ってもしようがない

土俵に上がろう

リングに上がろう

ある事ない事

言われっぱなしでは引き下がれない

さあ!来い!

グローブは要らない

張り手でも何でも受けてやろう

君は僕の必殺技を知らない

闘わずして勝負は決まっている

しかし、より強く知らしめるために

あえて・・・戦いの場は設けられる

必殺!

一発K.O

あなたは・・・僕を甘く見たようですね

僕は現代の「必殺仕事人」なんですよ

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時を待つ じっと待つ

波は来る 必ず来る

乗るか 逃すか スルーするか

波の質を読みきれるか否か

その前に…

この長く不気味な引き潮は何だ  

津波が来るのか?

でも地震はなかったぞ

それだけに余計に不気味だ
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脱出

あれは僕が結婚をする前の頃だったろうか?

父は手紙の中で「おまえは、<脱出>の名人だな・・・」と

誉め言葉なのか諫めの言葉なのか・・・分からないような一文があった。

たしかに僕にはその歳までに、一度と言わず二度、三度<脱出>をした。


自分的には・・・

「孤独になろう・・・自分を見つめよう・・・」だったのだが

された側からすれば「なんて身勝手な」「迷惑この上ない」

行動であったに違いない。


<脱出>は殻を破る〜最短、最善の道だ。

<今>は・・・

躰ごとの脱出ではなく、心の脱出だ。

それこそが真の<孤独>と言うものだと確信している。



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