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極楽と地獄

仕事が楽しみなら

     人生は極楽だ

仕事が義務なら

     人生は地獄だ


   マクシム.ゴーリキ 【どん底】


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「己を知る」ことの難しさ  

「己をさらけ出す」ことの気恥ずかしさ

       ♪移ろいの多さに かすり傷を恐れ
        誰となく心に壁を立てる中で

        かげりない輝きを背中に映し
        逢うたびに君は 美しくなる
        ためらいも疑いも 君の夢に
        地平こえて飛び飛び散ってく

        気負わずに熱い 君の足音がはずむ
        さわやかに熱い 君の歌声がひびく

 

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世界観

堕獄論を展開するか、成仏論を展開するか、

これは大いに意見の分かれるところである。

言い換えれば…

恐怖心を煽るか、安心感を付与するか…であろう。

僕的に言わせてもらえば…

比重のかけ具合の問題だと思う。

どちらにしても100 VS 0 はありえない。

僕なら…60%寂光参詣 40%堕地獄 のスタンスだ。

全賛成でもなければ全否定でもない。

己の在り方次第で、どちらにも転ぶというスタンスだ。

僕は導者ではないから、偉そうに断定的たことは言えないが

そういうスタンスだ。

ただ、このな考え方には、どっち付かずの「優柔不断」の批判が

付きまとう。だからと言って、やはり断定的論法は僕には出来ない。

育児方法に置き換えてみれば、「アレをしちゃダメ、コレもしちゃダメ」よりは

「こうしてみたら?ああしてみたら?」のスタンスなのだ。

それでもやはり「生ぬるい」の批判を受けるだろうな。

でもなんと言われようが、それが僕の世界観。

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posted by わたなべあきお | - | -

望遠鏡

なぜ「背景の記憶338」を書いたか?

向田邦子の「阿修羅のごとく」を読んだからである。

僕は作中の興信所の人間でも不倫の当事者でもないが、そんな事実がそこら中に

蔓延しているからこそ、小説にもなるわけで…

いや、それ以上に(事実は小説より奇なり)で、僕は何をやっているのだろう?…と

ひとしきり考えてみたわけだ。

やはり問題として浮かび上がってくるのは、「時代性」だろう。

耐える女の時代、我慢する女の時代、そこに生まれる男女の悲喜劇…

今なら、即離婚、即再婚…なんとも激しすぎるこの対比…

作中にも出てくるが、(人の心の見える望遠鏡)を発明してくれ…と言いたくなる。

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背景の記憶(338)

K子は二十歳にしてT家の長男の嫁となり、懸命に仕え、かいがいしく家庭を守り続けた。
しかし主人の親の死去に伴い、噴出してきた遺産相続の争いに巻き込まれた。
嫁の立場の彼女は、ただ離れた場所からその成り行きを見守るしかなかった。
結果、父母の面倒など何もしなかった夫の兄弟姉妹たちが、当然の権利とばかりに
財産を奪い去って行った。

そこへ追い討ちをかけるように、夫の不倫が発覚した。当然ながら夫を問い詰めたが、
逆に開き直りの反応しかなかった。K子は絶望した。何のためのこれまでの人生だった
のか?と。

堪らなくなったK子は家を出て、ホテルに逃げ込んだ。そうでもしなければ、自分が
壊れてしまうと思った。ホテルで暮らした数日後、絶望の中でもわずかな落ち着きを
取り戻したK子は、心に浮かんだA夫にメールを送った。「話を聴いてください」
切実な願いだった。

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ソウルメイト

【ソウルメイト】とは、血縁ではなく魂のつながりで、過去世で何度も

関係のあった人、あるいは親子や兄弟、恋人、あるいはその人生で

大きな影響を与えた他人など、輪廻の世界で関わってきた強い絆の人です。


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そう感じる人は、たしかに居るものです。

まさしくソウルのつながりであり、言葉を必要としません。

でも…これはプラスの関係だけではありません。

過去世の恨みを今生で晴らす…という残酷な世界もあるのです。

子が親を…親が子を…殺めるという残酷極まりない世界もあるのです。

そんなニュースを見聞きする度に、そんな連想をしてしまう僕です。

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母を慕う

     母を慕う

  母を慕う
  わが心 すなおなり

  母にそむく
  わが心 いがむなり

  このふたつ 
  いつも母の姿につながり
  からみあいて この年までつづきぬ

  あわれにしておかし


    【サトウハチロー】


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 母の名を呼んで さみしく甘える

 サトウハチローとは全くちがう…

 おかあさんのぬくもり そして イメージ

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投影

鏡を見る

目を見る
口元を見る

挑んでいるか
活き活きとしているか
歯をくいしばっているか

己の顔に
心の投影を確認する

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残しおくべきもの

  金を残して死ぬ者は 下

  事業を残して死ぬ者は 中

  人を残して死ぬ者は 上


     【後藤新平】 

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阿修羅

現実界の人間は、まさに阿修羅的存在

戦い、挫折、苦悩、祈り、救い…

人間界における多様な本質

高橋和巳の「生涯にわたる阿修羅として」

向田邦子の「阿修羅のごとく」

読めば人間界の悲喜劇が、これでもかと語られる。

人間が苦悩の中で掴むもの…

それに至るまでの過酷な道程…

初めから達観に至る人間は稀のなかの稀

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痴呆

痴呆症の人を抱えた家族の問題は深刻である。

僕の身近でも存在している。

徘徊や金銭感覚の麻痺とかもあったから、大変だったらしい。

やがて介護施設のデイサービスのお世話になれたから一時凌ぎはできたけれとも、

問題は、在宅の過ごし方である。

伴侶がいるのだが、食欲は異常、なんでも何回でも食べる。

油断するとアルコールも見つけては飲む。トイレは異常なくらい頻繁に行く。

そこで伴侶がキレる。我慢ならずに暴力行為になってしまう。

徘徊防止のため、玄関にカギをかける。現代版座敷牢状態といっていい。

子供たち(と言ってもイイ大人だが)は、それぞれの立場で駆けつけてはいるが

もっとも深刻な現実には遭遇しない。「痴呆老人の接し方」といった教科書的

教訓は、現実の場面では何の意味も成さない。一歩間違えれば事件になりかねない。

昨日、顔面を拳で殴られたのだろう、目の縁を真っ黒にした悲惨な顔を目にした。

限界を超えた殺人事件のニュースも他人事ではない。

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posted by わたなべあきお | - | -

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