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背景の記憶(267)

 横田先生は、僕が叔父の仕事の手伝いで、郷里・隠岐島で仕事をしていた時に巡り合った大先生だった。父が近くの村の中学校の校長をしていた頃の繋がりだと記憶している。
 先生の住んでおられた小さな漁村の防波堤工事に行ったわけだが、仕事休みの日に御宅へお邪魔した時に、この「ともる-隠岐の四季ー」の本をいただいた。
 
 二十歳そこそこの若造に、優しく穏やかに接してくださった。大自然の中で悠々と生きておられる先生を、その時にはそれほどの実感を持てなかった自分が恥ずかしい。

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若葉

新しい芽
そして
若葉

風薫り

雨恵み

雲流れ

陽輝き

五月来る


山々の樹々の新芽そして若葉。緑の階調のゆたかさ。

そのかがやきの、そのかげりの、それぞれのニュアンス。

むしろ、花よりも美しく。

            (横田  武 先生)

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茶番劇

〇多数決は、時に誤った決定を下す

 政治の世界、然り


〇裸の王様が、あそこにも、またあそこにも・・・


〇たとえ一対九十九で、正しいことは正しい


〇茶番劇を、真剣な顔して観てるひとがいる

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背景の記憶(266)

 高校時代、精神的に病んでいたころの話。僕はある宗教施設から登校していたのだが、まったく授業に集中できず、徐々に校門をくぐることが億劫になっていった。
 そんな時は、学校の近くにある叔父の家に避難(?)した。叔父叔母はもちろん仕事で留守、祖母が一人でいた。祖母は不登校のことは一言も責めずに迎え入れてくれた。これは救いだった。

 祖母はいつものように「あきお、カルタしょうや」と僕を誘った。花札である。
「手七の場六」と言って始めた。祖母は形勢が悪くなると、いつもイカさまをした。僕にはそれが分かるのだが、そのまま続けて「あ〜、また負けてしまった〜」と下手な演技をした。

 しかし、いま思えば、祖母はいろいろ慮ってそんなフリをしたのではないかと思う。もしあの避難場所がなかったら、僕の人生はどう転んでいたか分からない。30.4.20-1.jpg

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本の山

〇彼の言う「餓死と贅沢の間を行き来する」

 と言うより、僕の場合、

 餓死寸前を体験したってことかな・・・

 はるか遠い〜寝袋ひとつの青春時代



〇「洋書は訳本でなく原書で読め」

 とは父の教えだった。

 そして多読、速読を勧められた。

 教師と言う薄給で、どうやって本代を捻出していたのだろう?

 机の上はほんの山だった。

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集中食

〇<偏食>ではなく<集中食>と云う。


〇女は家庭という安定を望み

 男は餓死と贅沢の間を行き来する。


〇でも、結局、後悔しない人生というやつね。

 毎日、毎日、決算を終わったような生涯をすべきだよ。

 文学者は。

            きだみのる

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アクション

〇行動に移せない力は

        何を生み出す?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



〇「どん底」がいつかプラスになる。

             (橋田壽賀子)

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プライド

〇過去の成功と繁栄のプライドが

 現実の判断を鈍らせる。


※西陣という織物界での成功者が、時代の荒波に翻弄され
 自己破産、生活保護の道を選ばざるを得ない状況に陥って
 いるという話を耳にして・・・。他人事ではない!

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「極上の孤独」

「集団の中で、ほんとうの自分でいることは難しい」


「孤独を味わえるのは選ばれし人」


「孤独知らない人に品はない」


「素敵な人はみな孤独」


             (下重曉子)30.4.10-1.jpg

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母子草

母子草 母子草

その花も葉も

なんということのない つまらないものです

けれど

母子草という言葉の響きが

こころにすなおにしみこむのです


       サトウハチロー



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