横田先生は、僕が叔父の仕事の手伝いで、郷里・隠岐島で仕事をしていた時に巡り合った大先生だった。父が近くの村の中学校の校長をしていた頃の繋がりだと記憶している。 先生の住んでおられた小さな漁村の防波堤工事に行ったわけだが、仕事休みの日に御宅へお邪魔した時に、この「ともる-隠岐の四季ー」の本をいただいた。 二十歳そこそこの若造に、優しく穏やかに接してくださった。大自然の中で悠々と生きておられる先生を、その時にはそれほどの実感を持てなかった自分が恥ずかしい。
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