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矛先

東芝さんの話じゃないけどさ

我々・・・世間の末端で生きているような世界でも

同じようなことが、日々展開されているわけよ

無理難題を、今日中にとか明日中にとか・・・ね

同じ立場の経験者であるだけに、僕も辛いわけよ


鴎外先生や太宰先生の言葉じゃないけれど

この世はホントに生きにくい

自分の息子より若い人に

説教じみたことをやられるわけだからね

スタジオのセットみたいに整えば

卓袱台をひっくり返したい心境だよ

正直者はバカを見ないはずなんだけどね

背負いきれないほど重荷を投げつけられる


この怒りの矛先は

上の上の上に向けてる心算なんだけどね

世の中のシステムっちゅうのは

そう簡単な事じゃねえ



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言い聞かせ

夜中に降った雨が上がって  

む〜っとした湿気を含んだ空気が

からだに纏わりつく

早朝の坂道は人影も疎らで

雨を含んだアスファルト面が

まだら模様を形作っている


雨量が命を繫ぐほどでもなかったのか

相変わらず数匹のミミズが

路上で息絶えている

先の豪雨の激流が嘘のように

排水路はチョロチョロと物悲しい流れだ


元気な子供たちとも出くわさない

そうか夏休みだもんな

誰に言うわけでもなく呟いてみる


あれほど豪華に咲き誇った向日葵たちも

いまは色あせて寂しくうな垂れ

バトンタッチと言わんばかりに

紺色の朝顔が蔓のてっぺん辺りから咲き始めている


止まっているようでありながら

時は確実に刻まれて行く

自然の移り変わりと同じに

自分も刻一刻と

然るべきところに向かっているのだと

冷厳に言い聞かせる


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隔世遺伝

確かに似ているかもしれない。

僕の幼少期の写真と孫の写真。


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丸刈りにしたら、相が随分変わりますね。


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おはようございます

「おはようございます!」

坂道で元気な声が僕に投げかけられた

あっ・・・オ・ハ・ヨ・ウ・・・

咄嗟のことで、僕はぎこちない返事をしてしまった

彼女は私立の中学生か

制服姿の背筋をぴんと伸ばして颯爽と歩いて行った

坂の上の家の娘さんかな

引っ越してきたんだろうか

今どき珍しいこの場面に

僕は久しぶりに爽快感を覚えた

次は僕から挨拶をしよう


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ぴったりの言葉を探し続けて
見つからず、思いつかず
一言も書けなんだ

ひとはなぜ日常の中に
思いを凝縮できないんだろう

送った人たちが
亡き人を形作ってゆく
それぞれの思い出と感傷で

聞こえているかい
見えているかい
届いているかい

霊界を彷徨いながら
しかし、確実に
この思いは届く

それこそ
絆と言うべきだ



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TOMORROW

♪涙の数だけ強くなれるよ

 アスファルトに咲く花のように

 見るものすべてにおびえないで

 明日は来るよ君のために

 ・・・・・・・・・・・・・・

          TOMORROW   岡本真夜

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兄貴〜〜〜!

♪呼んでも帰らぬ兄貴だけれど

 そんな時には寂しい時は

 泣きに来るんだ兄貴のそばへ

 涙を涙をありがとう

 どこかで優しい声がする

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時の悪戯

七人兄妹でありながら・・・独りぼっちの人生

何なんだ・・・これは?

すべては母親の若死にから始まった

まさしく・・・流転

時の悪戯

総決算を夢見て頑張ってきたつもりだけど

兄貴よ

一寸待ってくれよ

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訃報

早朝、横浜の兄死す〜の連絡あり。

享年76歳。

一輪の花を手向けよう。

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