僕の挑戦が始まった。宣戦布告だ。
先ずは自軍を固めよう。
僅か八百人の兵士でありながら、
数万の敵を撃退した中国の古事もあるじゃないか。
正義は勝つ。屈しない。財もない、援護もない。あるのは正義心のみ。
大袈裟でもなく、なにくそ!精神で挑んでやる。
問題は、相手が己れの悪態悪事に気付いていないことだ。
解らしめるためには、それなりの覚悟と緻密さが求められる。
残念ながら、「獅子身中の虫」的人間も居る。
この圧力に屈しないことだな。
この際、レフリーは「天」なのだが、その「天」は如何なる
裁定を下すのだろうか?
そこはもはや我々が食い込める領域ではない。
これ以上、犠牲者が出ないようにするためにの決起なのだ。

少し時間におくれてやってきても
暖かく迎え 叱ったりせず
わけは あとで聞くことにしよう
まちがって皿を割ったとしても
目を角だてて 責めたりせず
あやまちは 許してやろう
苦しんでいる人があったら
春の霞のように やわらかに包んで
幸せを祈ってやろう
どんなにかっとなることがあっても
通り過ぎる雨のように
しばらく時を 置くことにしよう
みんな誰でも 淋しいんだから
夏の夜空の 花火のように
あかるく いたわりあってゆこう
深い愛がなかったら
何一つ できないから
蜂が 蜜を集めるように
力を逢わせて仲良くしてゆこう
念じていたら
必ず 花は咲くのだと
フラフラせず
グラグラせず
一筋に 信じて生きてゆこう
神様 仏さまと
しっかり約束して
二度とない人生を
木々のように 毅然と立ち
悪に負けない 自分を
作ってゆこう
坂村 真民

心に壁を立てれば
聞こえるものも聞こえず
見るものも目に焼き付かない
君は何を聞いていたんだい?
君は何を見ていたんだい?
想像以上に、その壁は頑強で
強烈に跳ね返されてしまう
現在の学校の一クラスの人数は知らないが
全員を同じゴールに導くのは至難の業だ
それでも・・・
それを試みて、その応えに腹を立て、憤り、物を投げつけたって
一斉に改まるほど、現実は甘くない
奇妙奇天烈な現代模様を浮き上がらせる
僕ならば・・・
無報酬の時間的無制限の補習授業をやるね
更には即座の成果は求めない
何年後、あるいは何十年後・・・
「あの時は、ありがとうございました!」の声を聴きたい
これは身近にいる指導者への、教師への、組織幹部への
僕なりの挑戦状だ
「僕なら、こうするね」の言葉を添えて・・・

同じ事をするのなら
嫌々ではなく
喜んでとまではいかなくても
進んでやろう
その中で・・・
その結果として・・・
相手に僕の心の一分でも伝われば
それで良し
少なくとも代償は求めまい
無償の愛とまでは言わないが
それに近い心で動いている

「無償の奉仕」というけれど
もし当事者がそうであるのなら
その言葉のどうこうすら意識しないだろう
「無」とはそういうことだ
いささかでも、その欠片でも意識するのなら
「無償」とは言わないのだ
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「波長が合う」というのは
単に好き嫌いのレベルではなく
「魂のつながり」と言える