耐え忍ぶ世界を楽しもう
大多数の人たちの眼差しが消え
声掛けなんぞ皆無に等しい
それは、僕自身が意識的に作り出した世界なんだが
こうして距離を保って見続けてみると
ひとの心は怖ろしいほどに鮮明に迫り来る
僕はあなたにサヨナラを言いました
心の中で・・・
それをまるで直に聞いたかのように音信は途絶えました
決別は勇気が要ります
覚悟と言った方がいいかも知れません
あなたが立てかけた壁は、想像以上のものでした
まるですべてを拒絶するかのような高くて分厚いものでした
追い込まれて精神病棟に放り込まれたかのような閉所です
僕の直感は当たります
その直感を僕は信じます
まるで闘牛士のように僕は自らを追い込みます
大方の人たちは・・・
何故に、当たり障りのない日常を、さも意味ありげに
捉えようとするのでしょう?
裏を返せば、僕は暗闇の片隅に身を潜めているだけかもしれません
唐突に好きだった歌たちが頭の中を占領します
この自由で開放的な世界を、日常に取り込めないものでしょうか
僕はUFOの母船に吸い上げられた夢を見ることがある
そして珍しくも解放され、この現実に舞い戻った
宇宙の広さを知ったなら・・・
宇宙の怖さを知ったなら・・・
現実の物事の尺度が、如何に馬鹿らしく陳腐なものか分かるでしょう
さあ今、異星人と話しましょう
交信と言ううべきかな
ほろ酔い男の支離滅裂なる怪文書