<< 2025/09 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

友よ

♪友よ 夜明け前の闇の中で
 友よ 戦いの炎をもやせ
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ 君の涙 君の汗が
 友よ むくわれるその日がくる
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ のぼりくる朝日の中で
 友よ 喜びをわかちあおう
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

岡林信康 友よ.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

討つ

他人を責める前に己を省みる

残念ながら少し攻めのトーンがダウンする

だからと言って、その姿勢を崩してはならない

自らを改良し臨戦態勢を整える

表面だけを繕っていたのでは

恥の上塗りをするだけだ

放つ矢さえも敵前で虚しく地面に落下する

赤穂浪士の決行前の忍耐と精進を見習おう
AdobeStock_251122686_s.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

裏門

呆けてしまった人間に、懴悔の気持ちは沸き起こるのか?

それ以前に自分が犯してきた数々の暴言、暴挙

心的に言えば、検察としての僕は死刑を求刑する

しかし、予想通り、弁護側は心神喪失を理由に無罪を主張する

ここまではシナリオ通りだ

分かっている

諦めている

問題はこれから先だ

屁理屈も何も通らない「天罰」が下されるからだ

まさしく「天誅!」

自らが自らを弁護する「潔い人生」を全うせよ

その虚ろな言動を晒す前に・・・

いわゆる「寂光」に裏門はない



25.9.27-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

一輪挿し

あなたはまるで

かきつばたの一輪挿し

暗闇の中でも

スポットライトを浴びたように

凛として、しゅっと咲く

kakitubata.jpg

僕が京都に来た時

誘った叔母は華道と茶道の師範で

僕も半ば強制的に教えられた

流風は清楚そのもので

僕の感性とも合致していた

それは人間(女性)をみる心とも相通じたものだった

posted by わたなべあきお | - | -

蒼空

波に乗るか

はたまたその波に乗り遅れるか

そのタイミングは微妙極まりない

上手く乗る人を世渡り上手と言うのだろうか

僕の観方はむしろ逆だな

乗り遅れて、波に翻弄されて、海底に叩きつけられて

死の直前を体験させられて

浮かび上がって来い

あの大波の後の凪ぎ切った大海原に

その疲れ切った体を仰向けにしてみろ

誰もが見ようともしなかった蒼空が

君の疲れを癒すだろう

そうなんだよ

その空は、僕であり、あなたなのです

25.8.22-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

向こう三軒・・・

「向こう三軒両隣」というけれど、今やこれも死語になりつつあるようで、

借家や集合住宅ともなれば、名前どころか顔さえも分からないというのが

現実である。

 今朝の出来事、息子が仕事へ出かけたと思ったら、すぐに帰ってきて

「向かいの○○さんの家から声がする!僕は約束の時間が迫っているから

見て行ってあげて!」とのこと。向かいと言っても長い階段を隔てたお家で、

急いで駆け上がってみると、おばあちゃんが庭で倒れていた。

 家内も後からやってきて、二人がかりで抱き起してあげた。どうも庭の

草むしりをしていて、ちょっとした段差に躓いてこけてしまったらしい。

運悪く物干し台の支柱の間に挟まれるように倒れてしまい、自力では立ち

上がれない状態になってしまっていた。

 隣の敷地は空き地、真向いの家一軒は工事中で、今日は業者も不在、もう

一軒はすでに留守という悪条件が重なった状況だったのだ。われわれも家の

中では、テレビの音にかき消されて、おばあちゃんの声は聞こえなかっただ

ろう。いずれにしても大過なくて良かった!良かった!

25.9.5-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

夢は現世の願望か

それとも

過去の哀切か

現れ来る笑顔に歓喜し

哀しき横顔に涙する

25.9.5-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

正邪の闘い

僕は辛うじて立ち止まった

上ばかりを見て歩いていたから

ふと目線を下げたら崖の淵だった

思わず深呼吸をした

その後から動悸が激しくなった

まるで催眠術にでも罹ったように

僕は誘導されていたのだ

己を客観視せよ

悪鬼悪魔は善人を装い

満面の笑みと優しさで忍び寄る

誰彼となく言ってきたことを

自分に言い聞かせる

しっかりしろよ

心に真剣を携えて切り開き出よ

亡霊たちはたちまち退散するはずだ

AdobeStock_251122686_s.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

個性的人間

真に個性的な人の根底は「誠実」である。

それというのも、一切の野心、さらには「我見」を焼き尽くさねば、

真に個性的な人間にはなれないからである。


           森 信三

25.9.1-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

かなしみは

かなしみは

 わたしを強くする根

悲しみは

 わたしを支えている幹

かなしみは

 わたしを美しくする花

かなしみは

 いつも湛えていなくてはならない

かなしみは

 いつも噛みしめていなくてはならない



           坂村真民

9.16-7.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top