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残雪を 踏んで登校 小学生
小学生 残雪踏みしめ 登校す
わざわざに 残雪踏んで 登校す 渡部秋耕
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さて?どれを選べばいいのやら?
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比叡山 雲に突っ込み 雪の原 渡部秋耕
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雪解けて 比叡の稜線 鮮やかに 渡部秋耕
寒波襲来の予告通り、大雪となり5〜6センチ積もっただろうか。
坂の上のわが家は、スタッドレスを履いていても車の通行不能となり
何年かぶりの雪かきをした。
「ほぼ日刊イトイ新聞」の中に、あの「プレバト」で有名な夏井いつき先生との絡
みの記事があって、糸井氏同様、「やってみるか・・・」となった。その前に(俳
号)という大いなる<隠れ蓑>が必要とのことで、「はてどうしたものか?」と考
えていたら、亡父の遺した句集の表題が「秋耕」であることに思い至った。これ
だ!っと思った。
いささかおこがましい気もしないではないが、実名の「秋」も入っているし亡母由
来の句でもあるし、これに決めることにした。
しかしながら糸井氏同様、そこから先が進めない。だがその対談の記事を読み
進めていくと、まさしく指南書的な記事が連載されていて、一気に読み進んだので
あった。
さて僕の初歩的俳句は日の目を見ることことになるのだろうか?
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ぼたん雪 見慣れし遠山 消しさって 渡部 秋耕(初作)
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二人ゐる 秋耕すでに 暮れんとす (一天)
終戦後郷里に帰った一家は、両親の食糧増産の手伝いの他に、自分たちで営む畑を一枚あてがわれた。湾入を一望する段々畑の一角、芋を掘り上げた後へ麦を蒔く。嫁入り当時、百姓は嫌いだと言っていた妻が、おし迫る夕闇の中でせっせと畝かきをしている。そのねいさん被りの横顔が不思議な感動を誘った。祖母に任せっきりの三児のことも念頭になく、(全くあの時子供たちはどうしていたのだろう)いつまでも黙々と鍬を動かし続けた。