つぼみ

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あの頃のあなたの顔も名前も知らない。

憶えているのは<華音>さん。

実写的詩作というよりは、空想的妄想的ものだった。

でも・・・

そこに広がる世界は、どこまでも澄み切って爽やかだった。

その名残を消さないように・・・

持ち続けようとして、僕は今を生きているのかもしれない。

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posted by わたなべあきお | - | -

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