悲しいかな、もはや思考的成長は止まってしまったのだろうか。
久しぶりに会った友との会話、前回とそのまた前と同じ内容の話をしている
自分だった。それを固定化した己の考えと言っていいのか、それとも何の
成長もない己と言えるのか・・・僕は後者のような気がしてならなかった。
他人の批評を己の餌にしているようでは、真の意味で心は満たされない。
この年になって、知的成長なんて口にする方がおかしいかもしれないが、
自分の中ではなんとも煮え切らない消化不良感が続いているのだ。
お前の信条は、
「いつも青春 いつも青春 いつも心の流離い」
ではなかったか。
追いかけない
立ち止まる
仰向けに寝転び 大の字になる
眼を瞑る
何を想った? 何が見えた?
他動的であるか 自動的であるか
諦観に至るか
心の中のルーレットのウイールが
転回を緩めて停止した時
どの数字の上に止まるのか?
僕の願いはゼロなのだが・・・
「協調」の名のもとに、世界に貢献する(表向き)
自国の民の窮状を省みず、外向きのいい面をする。
はたしてそれが政治なのだろうか?
あのムヒカ氏の国会での演説が蘇る。
自国さえ良ければ・・・という意味ではなくて
自国の民に最低限でも、安心、安定の生活の策を施して
・・・でなければ、主客転倒も甚だしい。
皆が貧しいのなら、皆が耐えて、助け合って、分かち合って
生きて行ける。
自分さえ、自分たちさえ良ければの人たちが蔓延すれば
この国は国として成り立たないし、世界に恥ずかしい。
「雰囲気だけで生きていては、必ずしっぺ返しが来る」
スマホを初中後、覗き、さわっている人が、私には、その雰囲気から
離れるのが怖いだけのように思える。
伊集院 静
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自分の希望、自分の声・・・確立しなさい
スマホ操作に長けていることが、己の自慢とは情けない
見極めよ、事の真偽、裏表
思想的転向と、人は簡単に言うけれど
それは的確な表現ではなくて
左でも 右でも 中でもない
思想の超越、飛翔である
ある人にとっては諦めかも知れない
その域内に留まる人は特権階級の優越者であって
現実社会の縮小版の世界に生きているに過ぎない
ある人にとっては自立かも知れない
更なる領域への飛翔かも知れない
しかし其処にまた行き止りを感じた時
人は自死を選択しこの娑婆におさらばする
《極まりて 悲しき時に あらざれば まことの信は 起こらざりけり》
日扇聖人
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悲しき時、苦しき時、辛き時、耐えがたき時・・・
まだ、まだ、まだ
残った、残った、残った
気に入らぬこと多きこの娑婆世界で
踏みにじられ、蹴散らされ、泥水をぶっかけられ・・・
それでも両頬をバシッと叩いて
上を向く 前を見る
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♪死んじまいたいほどの 苦しみ悲しみ
そんなものの ひとつやふたつ
誰もがここあそこに しょい込んでるもの
腰を下ろし ふさぎこんでも
答えはNothing!
ぶっ飛ばしたいほどの怒りや口惜しさ
そんなもののひとつやふたつ
殴られた痛みはTRYへのワンステップ
尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある
くよくよするなよ あきらめないで Just like a boy
そのやせこけた頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな手探りしてでも Stay Stay Dream
ひねくれかけた瞳のずっとっずっと奥に
もがいてる もうひとりの俺がいる
一番怖いものは 勇気だと知った時
自分の弱さに思わず鼻をつまんだ
もうこれ以上先へは進めない
たとえば 挫折が目の前に立ちはだかる
そんな夜は心で命の音を聴け
たかが こんな自分は! と一度だけからかってみなよ
くよくよするなよ あきらめないで Just like a Boy
その痩せこけた 頬のままで
果てしない迷路の中を
人はみんな手探りしてでも Stay Stay Dream
そう Stay Stay Dream
ほのかに想う 頃がいい
遠くから見つめる 頃がいい
正視できない 頃がいい
机に頬杖ついて想いに耽る 頃がいい
打ち明けられない 頃がいい
手紙を何度も書き直す 頃がいい
・・・そんな頃もありました