ごめんなさい 力不足で・・・ ごめんなさい 情けない現状を・・・ チームワークじゃなくて 至極パーソナルなことなんだから 自分を責めるしかない 鋭い毒矢が飛んでくる 丁寧語に秘められた罵声 あなたの勤めは理解している それだけに僕は葛藤してるんだ あなたに泣きついても何も解決しない この世はすべて自業自得 何を言われても受け止めて 何をされても従って でも・・・ 僕にも男の意地はまだ残っている 少なからず見栄もある だけど・・・ 最後の切り札だけは 今はまだ使わない
僕の書いたシナリオを 何ページも飛ばして きみは目の前にいた そして・・・ 分厚い冊子を一気に閉じてしまった 驚く僕を きみは笑いながら見ていた 「省略、省略!」 僕には意味不明の言葉が エコーのように響いて 頭の中を占領した 手順も階段も必要ないほど 二人の心の距離は近すぎて 大人のフリをする僕の心を きみはあっさりと裸にしてしまった そのスピードに戸惑って その大胆さに驚いて・・・ それをまた面白がるきみがいて 僕はまったくお手上げさ
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