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己

己を知っているようで、実の己が解らない

あれも、己のような・・・

これも、己のような・・・

それで定まらずと決めつけるのか

それでこそ己と達観するのか

複雑怪奇な自分

外視線に振り回されないことだ

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男の美学

秋元康は「象の背中」で書いている

・・死を覚悟した象は、独り静かに群れを離れ、死に場所へと向かう・・

阿久悠は「時代おくれ」で書いている

・・好きな誰かを想いつづける・・ひとの心を見つめつづける 時代おくれの

男になりたい・・


男の美学とでも言うのだろうか

若い頃のような直情型でもなく

一歩も二歩も引いたところから

物事をそして人を見る

優しすぎるくらいの眼差しの奥に宿る鋭い視線

そして情愛


届いてますか?・・・この想い

伝わってますか?・・・この眼差し

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クール

逆境と言えるかどうか、それは微妙だ。

主観と客観で、意見は分かれるからだ。

大方は冷静な目として客観に軍配を挙げるだろう。

しかし、この段階での主観と客観の闘いは微妙極まりない。

奇跡の大方は、客観視を崩した時にこそ起きるからだ。

さて、さて、さて・・・

クールに見つめよう。

あの光が見えるかい?


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夢酔独言

先に出かけたはずの君の姿が見えない

反対方向を見れば、もうはるか向こうを君は歩いている

確信したような足取りで

声は届かない距離だ

いずれは合流するはずの道ではあるが

なぜか逢えなくなってしまうような気がして

僕は君の後を追うことにした

追いつけそうもない足取りで

気持ちだけがやけに焦っていた


目覚めると

かすかな疲労を伴ったけだるさを覚えた

まるで歩き疲れたかのような

まるで気疲れしてしまったかのような

心の中に内在する不安と希望の夢化なのだろうか

それにしても君の足取りは確信に満ちていた

対して僕のそれはどうだ

何とも心許ない歩みではないか

気持ちは走っても足は走らない

不自然になぜか呼吸は荒い

これがあの疲労感の原因か

夢の中の出来事でも体は疲れるんだ

シャワーでも浴びるか

重い体で立ち上がる

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旅路

振り向けば寂しい 君の住む故郷

若い日の涙は 明日への涙か

暗闇の彼方に 口笛が流れる

この道はいつの日にか

希望につながる

東の空に日が昇るまで

とても とても 遠い旅路さ

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灯り

自分の結婚式で歌った。
誰の歌なのか覚えていない。
ただ、自分の心の代弁だなと。

♪信じてくれよと
頼みはしない
あなたの支えになれたなら
それでいい それでいい
何も要らない
暗いこの世に 
明かりをひとつ
人知れず 人知れず
灯してみたいのさ

好きだなんて
そんな言葉は要らない
あなたがわかってくれたなら
それでいい それでいい
黙っていても
通う心の真珠の命
人知れず 人知れず
愛していたいのさ

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心模様

言葉にしなければ伝わらない

それは十分すぎるほど分かっている

でも、これは僕の暴論かもしれないけど

眼と眼の会話もあるんだよ

以心伝心もあるんだよ

僕はむしろこっちの方を信じたいね


そしてその微妙極まりない空気が伝わらないのなら

その関係は終わりと考える

不成就にも納得と言うわけだ

どうやら僕は・・・

他人様とは異質な世界に生きているらしい



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一本道

誰が善者で誰が悪者かなんて

我々のはかり知るところではありません

そしてまた

何が身に沿い何が沿わないのかなんて

これもまた

我々のはかり知るところではありません

比較の目線を捨てて

ひたすら我が道を行くだけです

それが人生の一本道というものです



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傲慢

僕がこうして生きているからと言って

あの人もこうして生きているわけじゃない

まったく同じ人生観や価値観で生きてるわけじゃないことぐらい

分かっているつもりでも

どうしても同じレベルにおいてしまう自分がいる

これこそが

傲慢というものなのだろうか

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男と女の気持ち

自分の気持ちを殺すということは

他人の気持ちも殺すということなんだよ


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