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闇に灯

待っているだけでいいのかい?

じゃあ、追いかけるのがいいのかい?

思考は薄っぺらの脳内を駆け巡る

自分A対自分Bでじゃんけんをした

何回勝負しても決着はつかない

AもBも自分だが

いかにも自分が強すぎる

ここで登場!

超客観視する自分様

答えは明快そうで複雑

是々非々、時と場合、押してもダメなら引いてみな、捨てる美学

天を仰ぐ

そして目を瞑る

暗闇の中に光明を見る

そう、それが答え

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posted by わたなべあきお | - | -

堕地獄

 人間は肉体があるゆえ経済関係をまぬがれぬのである。どんな宗教家でも、肉体を

もつ限り、経済関係から離れられない。いかに高僧聖僧といえども、人から捧げられ

たものを食わせてもらうのだから人一倍感謝の念が深くなくてはならぬ。もしこの点

を忘れたら、一瞬にして堕地獄である。


                  森 信三


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人生登山

童話や寓話の中に、人生の教訓を見出す。

己は対象外人物だと奢る事なかれ。

「アリとキリギリス」「うさぎと亀」etc.

兎角、ショートカットや一攫千金的な方へ走りがちだけれど、まずは地道に

一歩一歩を踏みしめて・・・登山の登り始めのように・・・。

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積極思考

『 行けるだけ 行けとて進む 信行に

            行かれぬように ならぬご利益 』


                   日扇聖人


難題や障壁が目の前に立ち塞がると、どうしてもネガティブになりがちだけれど

ここはとにかくポジティブに「一行」を貫いて、明るく勇ましく突き進まねばなり

ません。

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さよならも言わないで

さよならも言わないで
去ってしまった あなた
さよならは 永遠の別れとでも言うように

言葉も文字も残さなかった あなた
かすかな希望の欠片さえも残さずに
まるでそうすることが 別れの美学とでも言うように

あの頃のかすかな余韻の場面の中に
希む光を見つけようとしたけれど
僕を拒絶するように 扉は閉じられていった

鍵止めのない扉が 非情の風に
ゆらゆらと悲しい鳴き声をきしませていた
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老い

『 ああ老いん 誰を恨みんようもなし わが怠りの 恨めしきかな 』

                  

                    日扇聖人


 まさしく実感である。自分の中では、そこそこやってきたつもりが、今、振り返ってみれば、もっと頑張ればよかった・・・もっとできただろう・・・が多すぎる。
しかし、後悔さきにたたず。
 拓郎の唄ではないけれど、「♪超えて行けそこを 越えて行けそれを・・・これからでも遅くない・・・今はまだ人生を語らず」 

 単なる年寄りの強がりに聞こえるだろうか。いや、自らに言い聞かせて来たじゃないか・・・
     <いつも青春 いつも青春 いつも心の流離い>
  

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読書

「人間は食べ物によって肉体的に生き、

      読書によって精神的に生きているのである。」



               「読書論ノート」 端山  護


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貧しき長

長たる者は 嘆くでない

長たる者は 涙を見せるでない

長たる者は 愚痴をこぼすでない

長たる者は ひたすら忍ぶべし

長たる者は 夢の中で息をする

たとえ貧しき一軒のあばら家の主であろうとも



心の旅に出よう

行くあてのない旅へ

オロオロと彷徨いながら歩き続けよう

この杖はありがたい

女性たちの泪の結晶だから

この杖は決して折れはしない

女性たちの母性と純情の塊りだから


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流離い

  
『修行とは 苦労を楽しむことなり』  (日扇聖人)



 僕の人生の師匠が、父に僕のことを話されたとき、この言葉を用いられたと

後になって聞かされた。「秋夫君は、ずいぶん苦労をしたみたいだけど、そのこと

を口にはしないし、その苦労が身に付いているというか、何とも言えないにじみ出

て来るものがありますね。」と言われたとか・・・。


 もちろん僕にはそれほどまでの意識があるわけでもないし、楽しむなんて言う

領域にも達してはいないのだが、ただ、彼女に「どうしてそんなに苦しい方へ苦し

い方へ行くの?」と言わしめた内容が、それに通じるところはあるかもしれない。

 二十歳そこそこで、そこまで達観していたわけではないけれども、このままでは

甘え人間に落ちてしまうという漠然とした意識があったことは確かだろう。

 人は失うことによって何かを得る。喪失感が大きければ大きいほど、そこから

生まれる希望の光は輝きを増す。大袈裟に言えば、それが己の血となり肉となり

何とも言えない人間の輝きを形成してゆく。これは自分から見て、人生を安易に

捉えて、近道を選んだ人間には掴み得ない宝物だと確信して言えることだ。


 いい年になって、それでもまだ青春時代のような黒い渦の中にいる。でも、また

あの若いころのように、「これが僕に課せられた試練なんだ」と受け止める自分が

いる。「いつも青春、いつも青春、いつも心の流離い」



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人生の晩年

 人生の晩年は、あくまでも積極的に! 非常に誤解のあるコトバですが、

ハッタリの一・二歩手前まで出てゆくくらいの積極性をもつ必要がある。

気魄というだけでは、まだキレイ事に過ぎて、少々物足りないのです。

気魄とハッタリの中間を、素っ裸で突き抜けるというくらいでないと、

今日の時代では流されてしまう。


           森 信三


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