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背景の記憶(224)

彼女のきみへの眼差しは違っていた

明らかにね

僕には向けたことのないものだったよ

だから・・・

わかるだろう

僕の・・・負けだ



勘ぐりすぎだよ

そんなことあるわけない

事実、きみたち二人は・・・

いや、もう止めにしよう

今さら〜の話だよ

♪遠い世界に 旅に出ようか

・・・・・・・・・・・・・

もし旅先で彼女に逢えたなら

優しく微笑みあえるかな

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posted by わたなべあきお | - | -

一寸法師

時代という荒波に翻弄される木の葉舟

実はそこは海でもなく大河でもなく

小川に等しい流れなのだが・・・

まさしくCM的に言えば一寸法師だな

アスファルト上の蟻んこやミミズに目が行ったり

岩陰にポツンと咲く名も知らぬ花に心奪われるのは

単に年老いたせいだけではないだろう

昼間のお天道様は眩しすぎるから

せめて夜の星空を仰いで

うな垂れ慣れした首に刺激を与えてやろう

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posted by わたなべあきお | - | -

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