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背景の記憶(143)

雨が降ると思い出す
仲直りの日は
いつも雨の日曜日だった

後から思えば
小さな誤解や言葉の行き違いだったのだけど
その時は
この世の終わりのような深刻さだった

周りも心も
静けさに包まれた
雨の日曜日
わだかまりが洗い流され
本来の純心が蘇った
「ごめんなさい・・・」
それだけでまた
前を向いて歩きだした

それはいつも
雨音もない
静かな静かな雨の日だった
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posted by わたなべあきお | - | -

白日の夢・・・

先輩女史Oさんはデパートの若々しい売り子で登場したし

商社の営業マンT君はなぜか旅行会社の添乗員だった。

僕は行ったこともないカトマンズの空港に降り立ち

見上げた空には大小二つの月がさも当たり前のように浮かんでいた。

こりゃあ・・・小説の場面だな・・・そう思った。

<月光の東>や<1Q84>の断片がごっちゃまぜで

まるでスライドショーのように展開した。

僕は何かを(誰かを)追いかけているようにも思えたし

また何かに(誰かに)追いかけられているようにも感じた。

対象物(者)がはっきりしそうな際どい場面で目が覚めた。

寝返りを打ってぼんやりと眺めた夕刻の空には

下弦がかった半月が白くぼんやり浮かんでいた。25.10.14-3.jpg

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遠い眼差し

遠くから盗み見る

憧れのような

思慕とも言えるような

そんな感情の湖に

この心をまかせてみる

現実の煩わしさと葛藤から

解き放たれて

自由な思索の旅の風に

心地よく目を瞑る

そこにもまた

同じ世界が用意されている

遠い眼差しと同じ光景が・・・


25.10.14-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

何も教えを受けないで、為すべきことをしない人よりも

ちゃんと教えを受けていながら、何もしない人の方が

はるかに罪が重いということに、私たちは気付かねばなりません。

<知って行わざる罪>と言いますか・・・

なかなかこの認識は難しいことです。


この溢れる情報社会で、様々なジャンルの知識を持っている人たちは

無数と言っていいくらい沢山いますが

その一つでも実践実行に移して、体現・体得する人は稀です。

そして、その個人が組織ともなれば事は重大です。

組織は外圧で壊れるよりも、内部からこそ壊れゆくものなのです。225.10.12-1.jpg

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季節の変わり目の頃

♪空に星があるように
 浜辺に砂があるように
 ボクのこころに たった一つの
 小さな夢がありました

 風が東に吹くように
 川が流れてゆくように
 ボクの心の たった一つの
 小さな夢は消えました

 淋しく淋しく 星を見つめ
 ひとりで ひとりで
 涙に濡れる
 何もかもすべては
 終わってしまったけれど
 何もかもまわりは
 消えてしまったけれど

 春に小雨が降るように
 秋に枯葉が散るように
 それは誰にもあるような
 ただの季節の変わり目の頃

         「空に星があるように」 荒木一郎

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麻痺

言葉を届けないからって

きみを忘れているわけじゃない

だけど

言葉が届けられないと

きみに忘れられている気がする

であるならば

言葉を届ければいいじゃないか

そうなんだけど

それができないんだ

止まる・・・止まる・・・

指が動かない

末梢神経が麻痺したかのように

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免疫

ひとを試すようなことは

しちゃあいけません

僕は・・・

それに対応できるほど

応用力のある器用な男ではありません

至って単純な男です

でも・・・

黴菌たちと一緒で

免疫ができれば

それなりの内部変化は可能です

好ましくないことではありますが・・・25.10.9-1.jpg

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ハート

何事も<心>だな

上手くプレイしようとか

上手く歌ってやろうとか

上手く商談を決めようとか

思わないことだな


そこに心がこもっていれば

招かずとても

来るものは来る

結果は付いてくる25.10.8-1.jpg

昨日・・・

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たったひとりの反乱

秘かな決意が燃える
チャンスを狙い定める
シナリオは完璧
練りに練った予行

誰も知らない決行の瞬間
理不尽なるものには
それ相応の手段でしか
ダメージを与えることはできない

嘗めてもらっては困ります
軽く見られても困ります
覚えておいてください
あなたの発したその言葉たちを

それにしてもレベルが低い
でも・・・心の鏡には
こう反応せざるを得ない材料が
山ほど映っているのさ


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大馬鹿野郎

怖れていたことが現実となってしまった。

<飲酒運転〜ひき逃げ〜死亡事故>

大工・M(59歳)

よく知っている大工

かなり重度のアルコール依存症も知っていた。

自損事故は度々で、いつかきっと・・・と思われていた。

大工の腕は良かったのだが、それも酒に滅ぼされていった。

新聞紙上の写真を見て、別人かと思った。

亡くなった子供さんが痛ましい。

posted by わたなべあきお | - | -

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