貴女が逝った年齢を倍も超えちゃったよ
今更、鎮魂でもないけれど
それに相応しい事と言えば・・・
貴女のことを忘れない・・・ってことかな
ああ、いつだって忘れちゃいないさ
もちろん、貴女が生きてる時に
ああすれば良かった、こうすれば良かった・・・はあるさ
でも、それは不可能中の不可能
貴女は、現実の僕の中に生きている
僕は、そちらの貴女の何なんでしょうか?
弔い? 鎮魂? 回向?
せめて・・・夢にでも出てきてくださいよ
語りましょう
あの頃のことを・・・
僕という人間を形成してくれた
あの頃のことを・・・
10年くらいを単位としても、50年100年を単位としても、
歴史は繰り返す。性懲りもなく繰り返す。
登場人物の違いはあれ、場面設定の違いはあれ、まさに歴史は繰り返す。
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蟻の行進を見る。せっせ、せっせと隊列を組んで、休むことなく
地面を崖を歩き回り登り詰めてゆく。
何かを教えてくれている。何を教えてくれているのか。
その意味消化に躊躇する自分がいる。
怠け者は貴様ではないか。
考えども動かず・・・怠け者の典型ではないか。
その声にやや残虐的な行為に出る。
隊列に唾を落とす。
一瞬の混乱の後、瞬く間に隊列は組み直される。
彼らは僕に何を教えているのか。
何を諭しているのか。
イソップの寓話の実写版を見せつけられたような気持になった。
♪呼んで届かぬひとの名を
こぼれた酒と指で書く
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似たようなことをしている自分がいる
使用済みコピー用紙の裏に
何気なく書き込むことがある
まさしく 呼んでも届かないひとだ
念力と言うものがホントにあるのなら
想いの欠片だけでも届けてほしい
そのひとの心をかすめるだけでもいいんだよ
五月の風のように・・・
ふっと振り向く横顔を想像して
はにかむ僕がいる
ゴールラインとは言い難い、一つの区切りと言うべきか。
これまで当たり前のように存在した様々な事柄にストップがかかる、消えて行こう
とする。暗闇とまでは言わないが、先が見えない。
それらが自分原因なのか、他の原因なのか、それは僕にはわからない。
いずれにしても、ストップ現象が起こり始めている。
現実社会は、あたかも何事もないかのように動いている。しかし、
目を凝らせば、他人様もストップしているし、辞めて行くし、
極端を言えば死を選択する。
僕は死なない・・・が・・・行き難いことは確かだ。
ユックリズムとは、実はスピードのことではなく、成長の質の問題なのだ。
「ゆっくり成長する木はたくましい」
時間をかけ、根をしっかり張り、引き締まった年輪を刻みながら大きくなる。
こういう木は、風や虫にも簡単には参らない。
深代惇郎
贔屓(ひいき)というのは
何に由来するのでしょう?
共感でしょうか
自分との同化でしょうか
本質的な部分での共鳴でしょうか
役者で言えば、役柄を越えて伝わってくる心がある
それでこそ真の役者と言えるんじゃないかな
卓球・・・平野美宇
相撲・・・若元春
歌手・・・吉田拓郎 琴風豪規 堀内孝雄 高橋真梨子 竹内まりや
俳優・・・高倉健 大泉洋 寺尾聡
女優・・・吉永小百合 田中美佐子 風吹ジュン 原田美枝子
タレント・タモリ リリーフランキー 山口智充
漫才師・・サンドイッチマン
パタリと音信不通を現実のものとした人がいる
本人にあるいは伴侶にあるいは家族に、何かあったのか
それを確かめる術もない
またそうする理由もない
過去の出来事はすべて
想い出のアルバムに閉じ込められて行く
己を知っているようで、実の己が解らない
あれも、己のような・・・
これも、己のような・・・
それで定まらずと決めつけるのか
それでこそ己と達観するのか
複雑怪奇な自分
外視線に振り回されないことだ