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静かな雨の午後に

      



       恋する乙女のように


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黄昏流星群

四十歳を越え、多くの大人たちは

  死ぬまでにもう一度、

燃えるような恋をしてみたいと考える。

  

それはあたかも黄昏の空に飛び込んでくる

       流星のように、

   最後の輝きとなるかもしれない。


  この熱い気持ちを胸に秘めつつ、

落ち着かない日々を送る大人たちを我々は・・・

     黄昏流星群と呼ぶ・・・


      弘兼憲史 「黄昏流星群」


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僕はね・・・

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やすらぎ

人間の心理とは不思議なもので

「この人とは、ひとつ屋根の下で同じ空間の空気は吸いたくない」と

思う人も居れば、どんな状況下であれ、「ずっと一緒に居たい」と思う人も居る。

僕自身は、比較的その許容範囲は広いつもりではあるが、やはりノーとしか

言えない人は、確かに存在する。

いわゆる「肌が合わない」とか「相性が悪い」とかいうやつなんだろう。

そいう対象者たちを、「個性的」とか「「独自色」とか言う誉め言葉を

使うひともいるが、僕に言わせてもらえば「わがまま」「意固地」としか

映らない。

何も語らなくても、ただ傍にいるだけで心が安らぐ・・・そんな存在で

居たいし、そんな相手がいてくれればうれしい。

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方言(訛り)

方言と言えば、朝の連続テレビ小説の舞台である「松江」も<出雲弁>と称される

独特の方言がある。すべてが理解不能な鹿児島弁とまでは行かなくても、かなり

難解な言葉ではある。あの松本清張の推理小説にも、東北弁と間違われるくらいの

重要な素材として扱われるほどの言語だから、かなりの訛りなんだろう。

テレビの中では、さすがにすべて方言でとまではいかないようで、所々に

散りばめられていて、脚本家さんのご苦労がうかがえる。

「そげかね、そぎゃんなことがあったかね、わしゃ知らんかったけんね」

「何かあったら、わしにも知らせてごせや、待っちょうけんね」

これは僕の思い出しコトバである。こんなんだったかな?

アメリカ出身のタレントが山形で暮らして、現地顔負けの山形弁を喋るのは

有名な話である。そしてそのアメリカでさえ、地方によってまったく言葉が

通じないということもあるそうだから、言語学は奥深い。

今日のニュースに書かれていた・・・ドジャースの佐々木投手が、大ピンチで

登板した時、相手チームの観客に猛烈に野次られたそうだが、その言葉が理解

不能でちっとも堪えなかった・・・とか。

もうこうなったら僕の得意技?「目は口程に物を言う」で行くしかないかな?

前述の鹿児島の人が大真面目で言っていた・・・「私たちは二か国語を話す」

確かに!



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小泉八雲

朝ドラで話題の「小泉八雲」ですが、その曾孫であられる「小泉 凡」さんと

僕の父との絡みごとがあって、そのことを小紙に綴ったものがあったので、

探し出しアップしてみた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕の実母が他界して、隠岐の島から松江に出た時、最初に住んだのが、

松江城の北側にあたる北堀町というところで、そのすぐ近くに

ヘルン旧居跡があった。当然ながらその頃の僕にハーンの意識など

これっぽっちもなかったのだが、厳かな千鳥城とその城を囲む優雅な堀

や武家屋敷の街並みには、子供ながらに感動したものだった。

実はそれも後々思い返せば・・・の話で、現実的には「間借り生活」の

窮屈さやいじめの記憶の方がはるかに大きい。

それにしても後々に知った話ではあるが、大橋で結ばれた城のある北と南の

差別的な社会事情には少々驚かされた。小泉凡.jpg

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秋冬

♪しゃれた日焼けに 涙が流れる
 あー 秋かしら
 やさしく 説くように別れを告げた
 あなたでした
 こころの水面に さざ波が立って
 あー 秋ですね
 鏡を見つめて小さな声で
 一人でつぶやく 秋の詩
 季節の変わり目を
 あなたの心で 知るなんて
 もう恋も もう恋も 終るのね

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♪好きな曲ばかり ラジオに流れる
 あー 秋かしら
 私のわがままに いつも微笑んだ
 あなたでした
 深い空から 枯葉が舞って
 あー 秋ですね
 あなたが返した 合鍵が似合う
 無口な 私になりました
 季節の変わり目を
 あなたの心で 知るなんて
 もう恋も もう恋も 終るのね

 別れ北風が
 あなたと私に 吹き込んで
 もう冬も もう冬も 近いのね

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「薩摩の女」(2024.11.29)で書いた・・・

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ふるさと

♪今頃は 丘の畑に
 桃の実が 赤くなるころ
 遠い日の 夢の数々
 ぼくは知りたい きみのふるさと
 ふるさとの はなしをしよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♪祭りも近いと汽笛は呼ぶが
 洗いざらしのGパンひとつ
 白い花咲く故郷が
 日暮りゃ恋しくなるばかり
 小川のせせらぎ 帰りの道で
 妹ととりあった赤い野苺
 緑の谷間なだらかに
 仔馬は集い鳥はなく
 あー誰にも故郷がある
 故郷がある

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交感

交感

これがなかなか難しい

というより

さしたる策もなく

すんなりとその域に共に在る

というのが稀である

であるから

簡単に手放してはいけない

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討つ

他人を責める前に己を省みる

残念ながら少し攻めのトーンがダウンする

だからと言って、その姿勢を崩してはならない

自らを改良し臨戦態勢を整える

表面だけを繕っていたのでは

恥の上塗りをするだけだ

放つ矢さえも敵前で虚しく地面に落下する

赤穂浪士の決行前の忍耐と精進を見習おう
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裏門

呆けてしまった人間に、懴悔の気持ちは沸き起こるのか?

それ以前に自分が犯してきた数々の暴言、暴挙

心的に言えば、検察としての僕は死刑を求刑する

しかし、予想通り、弁護側は心神喪失を理由に無罪を主張する

ここまではシナリオ通りだ

分かっている

諦めている

問題はこれから先だ

屁理屈も何も通らない「天罰」が下されるからだ

まさしく「天誅!」

自らが自らを弁護する「潔い人生」を全うせよ

その虚ろな言動を晒す前に・・・

いわゆる「寂光」に裏門はない



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