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恩人

僕にとっての「恩人」という存在で、ベスト3に入るのは、何といっても

ステファニー先生だろう。

僕と言う引っ込み思案の超田舎者の若造を、

わずか三年あまりで大改造してくれた〜まさに恩師と呼べる女性だ。

英会話のみならず、まさに何から何まで。

彼女がロックバンド「村八分」のボーカル柴田の奥さんと知ったのは

随分時間が経ってからだった。

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生者の秘密

故・石原慎太郎氏の本・・・<「私」という男の生涯>

「自分と妻」の死後の出版を条件に・・・この表現からして

中身の背景は大方読み取れるわけだが・・・。

本として出版する、しない、は別として、誰であろうと生きている間は

誰にも知られたくない、触れられたくない部分は持ち合わせているわけで。

この僕でさえ、この場所には書けない事柄(秘密)も少なからず存在する。

もし書いたとしても、(保身というか自己弁護というか)多少内容を

ぼかしたり、ちょっと美化したりして書いている。

人間のシークレットゾーンというのは、そこに秘められているからこそ

価値があるわけで・・・。例えば具体的対象者がいたならば、当然

その人の尊厳は守られるべきであって・・・。

なんとも回りくどい言い方をしてしまったが、人間誰しも守り通すべき

「秘密」の一つや二つ、いや、三つや四つ・・・有る!と言うことです。

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逢える

人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。

しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅過ぎない時に。


           森 信三

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昔、「ねじれの位置」なるものを学んだ時、数学的なこと以上に

心理的な問題として受け止めたのでした。

意見の違いとか、相性の問題とかいう次元の問題ではなくて

もっと神秘的な意味合いで受け止めたのでした。

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背景の記憶(327)

あなたとのキーワードを問われたら

「クシコスの郵便馬車」と答えるでしょう

逆に僕が問われたら

「みどり」と答えたいところですが

なぜか「花のまわりで」と答えたくなるのです

あなたのハーモニカ演奏に惹かれました

大勢の合奏団なのに、あなたはひと際輝いていた

顔の半分もあるかのようなハーモニカ

半音絡みの上下操作がとても巧みでした

合唱団の僕のソプラノはどうでしたか

何の歌でもそうですが

実のところ僕はアルトの音階が好みでした

引き立て役っていうのが性に合っているのでしょうね

それはこれまでの人生でも引き継がれています

役者で言えば「脇役」です

小生意気ですが名脇役的存在でありたいのです

小学校はずっと同じクラスで

委員の学期も同じでしたね

そして高校三年生でまた同じクラスになりました

でも・・・ハーモニカのことなど

あなたはまったく覚えてはいないでしょうね

僕は小学生の六年間で

人生の凝縮版を演じきったような気がしています

自衛隊のヘリコプターに

僕はなぜ全校の代表で乗ったのでしょう?

秀才君はたくさん居たのに・・・

放送部アナウンサーとしてのコメントが求められたのでしょうか?

大山への遠足の写真で、僕の真後ろにいる笑顔のあなた

あれは偶然だったのでしょうか

思い出せば・・・あなたからのプレゼントをもらった時の失態が

大きなだピリオドになったと悔やまれます

あの鈍感男は、その後もずっと健在?です

「そのガキっぽさがイイ」なんて人は、もう一人もいないと思います

「還暦同窓会」がチャンスと思い、帰郷しましたが

なぜかあなたは欠席でした・・・

ふたりの「あきちゃん」の思い出話です

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出発の歌

上条恒彦さんの訃報に接した。

おなかにずしりと響き渡る様な歌声だった。


♪乾いた空を
 見上げているのは誰だ
 お前の目に
 焼きついたものは 化石の街
 愛の形が壊れたときに
 残されたものは 出発のうた
 さあ今 銀河の向こうに
 飛んでゆけ

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知己(心の友)

「心の時代」と言われて久しいが、

もうそれは死語となってしまったのだろうか?

そして今は何の時代と呼ぶのだろう?

でも僕的には、時代、時代に「心の友」は現れる。

その人自身が気付いているか否かは問題ではない。

此方の過剰な思い込みもあるのかも知れない。

でも、相思だと分かった時は、何増倍もの歓びになる。


これは僕の変わらぬ習性なのだろうが、

いつも遠くから見ている。

距離の問題ではない。

心は、テレパシーは、

はるかな距離を凌ぎ時空を超えて突き刺さる。

それを実感、体感した時の歓びは、何物にも代えがたい。



ひとは僕を「掴み所のない奴」と言う。

それはむしろ僕にとっては褒め言葉だ。

個としての僕は、

唯一無二の個としての対象者が存在すれば、

それで大満足なのだから。

時代は巡る、回転軸が揺さぶられる。

手を繋ごう。

心の絆を離すまい。

やがてそれは相手の心に明確な明かりを灯す。


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背中に書いたラブレター

放送部の後輩の彼女は二学年下だった。

明るくハキハキと話す快活な子だったが、

たしか心臓に病を抱えていたと記憶している。

家も近所だった。

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精神的便秘

〇書いてさえ虚しいのに、書かなかったら、もっと虚しい。

 つまり虚しさも感じないほどむなしい晩年になる。

 自分の書いたものを、いつまでも握って出さずにいると、

 精神的な便秘になる。それ故次への展開がきかない。

 ところが出すとかえって執着がなくなる。だから思い切って

 出すんですね。たとえ人からどう言われようと、かまわんじゃ

 ありませんか。結局は自己の執着を断つために出すんですから。


              森 信三


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人知れず

小学生の時、僕は合唱団だったから、歌には自信はあるのだが・・・

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好きな言葉

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