慟哭

父は

幼い子 三人を 見送った

そして 末っ子の僕が 三歳の誕生日の明くる日に

妻を見送った

残ったのは 長男の兄と 末娘の姉と 僕だった

その慟哭は 想像もできない

そんなドラマは 想像もできない

本当は 六人きょうだい だなんて

僕は 独り 取り残された

たった 独り 取り残された


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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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