生産をしている人はほんのわずかで、あとは遊んでいる人の時代が来る。
女の人には、お嫁に行って子供を産んで育てるといった、いわば永遠の仕事がありますが、男の人の中には、どうやって世の中を過ごせばいいのか、わからなくなっている人がかなりいるのではないでしょうか。
そういう世の中になりつつあり、しかも若い人には覚悟がないようです。自分が何をするのか覚悟がないうちに、世の中の方は動いていく。とりとめのない若さを持ったまま、とりとめなく生きていく。
そういう青年たちが出てくる社会は、かつてわれわれが経験した社会ではありません。これからの社会は、ほんの少数の優れた人たちだけがつくりあげていく社会になっていく恐れがあるようです。
おまえたちは大きくなると大変な時代を迎えることになるぞ。おれたちはおれたちなりの不幸があったけれど、おまえたちはおれたちが経験しなかった苦労をするだろう。そういう時代におまえたちは生きていく。
われわれが思っているような、社会はこうだ、経済はこうだという感覚は、全部通用しなくなった。これからはもっと通用しなくなるだろう。
精魂込めて自分を建設しろ。ビルを建設するように自分を建設する以外に、生きていく道はない。
(「司馬遼太郎が語る日本」〜もう30年前の言葉だ。言い当てているな。)

大抵の人は、大型新聞の記事を信じ
テレビの報道を鵜呑みに受け入れてしまう。
それらが誰かの(政府の、大企業の、・・・)意図的誘導であっても
みんな・・・「そうなんだ」と思ってしまう。
警鐘を鳴らす者は、特異な活動家として偏見視され
少数意見として抹殺される。
当然ながら・・・
あのとき
たしかに君は笑っているように見えたんだけど
今思えば
どことなく淋しさを含んだ影があったような
実は僕も
言いたかったことが言えなくて
面白くもない世間話をして別れてしまった
影の源が
そんなに深刻なこととは思いもしなくて
僕もまた
心の嘆きを打ち明ける勇気がなくて
二人とも
道化師のように振舞ってしまったんだね
あれから
君は僕の前から永遠に消えてしまって
僕だけが
独り取り残されてしまった
夏が来て
うだるような暑さの中に
僕は君の涼やかな笑顔を想い出す