君の涙の美しさに
僕の瞳も潤んだ
君の涙の淋しさに
僕の心は戸惑った
どっちが真実なのか
わずかな時間の流れの中で
僕は涙の温もりと冷たさを感じた
僕はどうすればいいのだろう
僕は何を言葉にすればいいのだろう
見つからない答えの中で
時間だけが通り過ぎて行った
無言の涙がこれほど多くを語るとは
僕はついぞ涙の源を見つめることができなかった
本当の訳を知るのが怖かったのか
僕の考えすぎと思いたかったのか
また涙の温もりと冷たさが
僕の頬をつたった

忘れてしまいたい記憶こそ、いつまでもいつまでも
脳裏に焼き付いて離れないものだ。
空腹に耐えられず、店先のリンゴ一個に手を伸ばしたとき・・・
母親の買い物籠の中の財布に手を伸ばしたとき・・・
海に落ちて、友達の差し出した釣竿に掴まったとき・・・
路地を飛び出して、車のドアにおでこを擦られたとき・・・
あの時、ああすればよかった、こうすればよかった〜は通じない。
起こってしまったことは戻らない。
貧困、生死、懺悔、後悔、感謝、
人間は、紙一重でどちらにも転ぶ。
