「親の心 子知らず」って言うけれど
「子の心 親知らず」ってこともあるんだよ
とかく大人は、自分を正当化して考える
目下の人や、子供には特に・・・
黙っているからって、何も知らないわけじゃない
内心、呆れかえっていることだってあるんだよ
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暗いバス停で
親の帰りをひたすら待ち続けた
三歳児の置き去りにされた悲しみなんて
なんとも思っちゃいなかったんだろう?
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僕は、そんなことをしちゃいけないと
自分に言い聞かせ、言い聞かせ、生きてきた

「どうしてそんなに、苦しい方へ苦しい方へ行くの?」
彼女はそう言って悲しそうな顔をした。
その時に、哲学めいた考えで動けていたわけはないのだが
僕は三叉路や十字路に出くわしたとき
確かに、狭い道やでこぼこ道やトンネルのような道を進んだ。
結果・・・
彼女と手を繫いで進む道は無くなってしまったのだが
彼女はわかってくれていたと思う。
若すぎた・・・いや、幼すぎた。
何があっても何とかなる時代ではあったけど
頼り切ってしまう自分が惨めに思えた。