リアリストのあなたからすれば
滑稽極まりない話でしょうが
僕は大真面目で夢の世界に生きているのです
夢空間・・・何だってできちゃいますよ
絵空事ではなくて、超リアルな疑似体験の世界ですよ
向き合う相手は、超大国の大統領だったりします
超有名な一流のプレーヤーだったりします
僕は大統領の後頭部に銃口を押し当てます
僕は劇的なサヨナラ満塁ホームランを打ちます
架空の世界は現実とはかけ離れた存在ですが
スピリットは時空を超えて飛躍躍動しまくります
それでこそドリームです
それでこそカムトウルーです
親父の残した想念の欠片を拾い集めて
せめてもの現実化を試みているのです

時のサイクルを見つめ直せ
体のリズムを洗い直せ
気は若いつもりだが、体はそのままに正直だ
生業の問いかけに「週休五日」とおどけてみせたが
いや実際その通りではないか
遺伝とは怖いものである
父がそうであったように・・・
父が広告紙の裏やザラ半紙に書きなぐったように・・・
僕はこうしてキーボードを叩いている
我が家にはかってのテレビのチャンネル争いは無い
もちろん子供達にはそれぞれのテレビがあるのだが
僕はまったくと言っていいくらいテレビを観なくなった
新聞と同じで、その裏事情に嫌気がさしているのだ
ホントの真実(?)とは何なのか?
逆にネット世界のように何もかも洗いざらい映し出すのが報道なのか?
メディアの役目は何なのか?
流しっ放しで尻ぬぐいはしないのか?
結局、落ち着く世界は「読書」と「映画」となる
名もなく、貧しく、(出来得るならば)美しく
僕はそんな男で一生を終えたい
