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戯言

あなた自身がどう思っているか知らないけれど

あなたは、僕の中で

力溢れて生きている

そう、僕の偉大なエネルギー源だ

あなたが反論するであろうその根源は納得済みだ

僕が勝手に作り上げた偶像だと言いたいのだろう

たしかにそうかも知れない

いや、そうに違いない

でも、ややこしい論法だが・・・

それも含めての<あなた>じゃないのかい?

決めつけて申し訳ないが

僕の作り上げた<あなた>としても

あなたはその<あなた>に気付いていないだけなんだよ

そして「逆もまた真なり」

僕自身が気づいていない<僕>が居るんだよ

僕の口癖さ

<己を客観視する>

そう、もう一人の自分を持つべきなんだよ

今の自分と、もう一人の自分が

合体、融合した時

とんでもない<自分>が生まれ出てくるんだ

わかるかな?

わかんね〜だろうな

いつもの・・・酔っ払いんの<戯言>さ

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訥弁

原稿を読むような演説(話)は、相手の心に響かない。

どんなに名文であっても伝わらない。

訥弁であっても、詰まり詰まりの話し方であっても

その人の心情が素直に吐露されたものであれば

必ず相手(聴衆)の心に響く。

原稿ではなくて、相手の目を見て、心に向って話そう。 

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政治

僕はそうは思わないけど、あたかも<政治がすべて>と思っている人は多いよね。

でも、いつの時代の人だって、たまたまその時代に生まれてきたというだけで

自分が時代を選べるというわけにはいかないんだよ。

この世の辛苦、あるいはこの世の栄華は、生まれ持ったものであって、

言葉を換えれば、自らの魂の過去世の因果の表象であるわけで・・・。

さあ、そこでだ・・・この世で己如何にあるべきか!の到達点は、自分が見つける

しかないんだよ。

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旱天の慈雨


なにも期待していないときこそ、思いがけず他人から注がれる優しさや、小さな思

いやりが<旱天の慈雨>として感じられるのだ。そこにおのずとわきあがってくる

感情こそ本当の感謝というものだろう。親切に慣れてしまえば感謝の気持ちも自然

と消えてゆく。だから慣れないことが大切だ。いつもなにも期待しない最初の地点

に立ちもどりつつ生きるしかない。

            五木寛之「大河の一滴」

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心の雨

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同時通訳

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ふたり

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かほり

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似顔絵

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背景の記憶(311)

  英会話教室の周辺がざわついていた。あのフォーククルセダーズの「北山修」が来ているということだった。僕たちの教室は七人授業だったが、彼は個人授業のようだった。後から思えば、府立医大は教室に近かったからだろう。ステッファニー先生の旦那はロックバンドで、しかもアンダーグラウンド的だったから、先生もさほど興味はないという雰囲気だった。
 その北山氏が、後々スターダムにのしあがる存在になるとは、当時の誰が想像し得ただろう。やはり北山修と言えば、あの作詞能力だな。僕が一番好きなのは、「白い色は恋人の色」…

♪夕やけの赤い色は想い出の色
 涙でゆれていた想い出の色
 ふるさとのあの人の
 あの人のうるんでいた瞳にうつる
 夕やけの赤い色は 想い出の色
 想い出の色 想い出の色

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