「あなたは、いつもどこか遠くを見ている」
彼女が寂しそうにそう呟いた。
僕には、その自覚がまったく無かった。
それは、僕の中で完全に沁み込んでしまった性癖なのだろうか??
現実を生きている自分と、仮想空間に生きている自分と・・・
どっちが本物の自分なんだろう?
超冷静に自己分析すれば、後者だと言い切れる。
僕は、そいう人間なんだ。
その自分が否定されれば、
僕はこの世から居なくなる。
♪黄色い麦わら帽子の女の子
今年も逢えるかな
夏の日出逢った女の子
捜してみたいな
妹みたいな女の子
駆けておいでよ
想い出の中から
♪あなたの心に海があるなら
そしてそれが涙の海なら
私ひとりでおよいでみたいな
いつまでもいつまでも
だっていつもあなたは笑っているだけ
そして私を抱きしめるだけ