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心の嵐

心荒めば 

言葉も荒む 顔も険しくなる

心穏やかなれば

言葉も穏やかになる 表情も柔らかになる

抜け出せたかな 心の嵐

きっかけは 君の優しい微笑だ

そっと包み込む思いやりだ

昨日の自分に サヨナラしよう

今日の自分を 大切にしよう

明日の自分を 君に捧げよう

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posted by わたなべあきお | - | -

腹立ち

呆けた人間に腹を立てるのは空しい

相手が真面?であっての腹立ちなのだ

しかし、しかし・・・

そいつが(敢てそう言わしてもらおう)真面であった頃の所業に

腸が煮えくり返っているのである

(もう一人の自分が囁きかける)

あの状態があいつの受けるべき報いなんじゃないのかい?

今更、お前が何と言ったって、相手に伝わる訳じゃない

いい加減、卒業しろよな

(なるほど・・・)

地獄に落ちるまでもなく

この世で地獄を顕しているわけだ

僕のしゃしゃり出る幕じゃない

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posted by わたなべあきお | - | -

蘊蓄

「蘊蓄」という言葉があるが、あれも大嫌いである。

 品性の欠けらもない。


「△△って何のことだかわかりますか?」
「××がなぜああなるか知ってますか?」
という話し方をする人がいる。
私の周囲にはほとんどいない。それは、そういう会話のやり方をすると、
私が注意するからだ。
「君、どこで覚えたかは知らぬが、そいう会話のやり方はやめなさい。訊かれた人がその答えを知らなければ、そんなことも知らないのか、と相手を試しているように聞こえるし、仮に知らないとわかって、君がその答えを出せば、まるで君が相手より物事を知っているように見える。そういう話し方は下品で傲慢にしか聞こえない」
 大人の男はそれを十分知っていても、「さあ、詳しくは・・・」と応えねばならぬ時が多々あるものだ。それを待ってましたとばかり喋り出すのはただのガキで、バカである。

                   伊集院 静

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人は人

「名も無き雑草」と言うと、「植物に名前のないものは一つもない!」と

植物学者さんに叱られる。もとい!僕が名前を知らない草花が、コンクリートや

アスファルトの隙間で、逞しく生きている。

 野村克也氏ではないけれど、まさしく<雑草魂>を見せつけられ、これは

人間社会にも共通するものだと思い知らされる。

文字通り有名人、著名人は、世間にその名を知られて存在であり、その他大勢は

名はあるけれども、大衆や住民の呼び名のもとにひとくくりにされてしまう。

 大方の有名人が、そのギャラの額や人気度で格付けされ、あたかもそれが

人間度の格付けでもあるのように報じられる。それを鵜呑みに信じてしまう側も

問題だが、然るべき人たちは、そこらの線引きは当然のようにさりげなく行って

いるのだろう。

 人は人、私は私、あなたはあなた、僕は僕


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「酒の味の良し悪しは、吞み手の心情にある」


     この盃を受けてくれ   
     どうぞなみなみ注がしておくれ
     花に嵐の喩もあるぞ
     「さよなら」だけが人生だ

               干武陵(井伏鱒二 訳)


酒呑みにとって、吞む理由はどうでもよいのだが、そこに友との惜別が、
人生の別離があれば、その酒は文句無しに味わいが出る。酒は二級で十分。
何が大吟醸だ。わかったようなことを言いやがって、コノオタンコナス。

                        伊集院 静

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手紙

♪この広い世界中の

何もかも

ひとつ残らず

あなたにあげる

だから私に

手紙を書いて

手紙を書いて


久しく手紙を書かない
真意は文字化された言葉
の中に込められる
流れるような筆跡に
僕は言葉以上の心を感じた
だから…
だから、僕に手紙を書いて



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posted by わたなべあきお | - | -

赤穂浪士

 世の中が様々なハラスメントに対して、NO!の声を上げ始めたことは認める

が、悲しいかな大方は、何か事が起こってしまってからの話しであり、具体的事件

になる前に、つまり事件化を未然に防ぐ段階での行動が大切ではなかろうか。

 しかしながら、当事者的立場の者としては、非常に勇気の要る話であって、

極端な言い方をすれば、赤穂浪士的心境とでも言おうか、<刺し違え>覚悟と

言ってもいいくらいの忍耐と決断が求められる。

 僕は、ささやかながらその行動を求められる立場にある。僕が決行しなければ

他の誰も出来ないし、僕が躊躇すればするほど被害者は増大し、最悪のケースを

招かないとも限らない。超現実的言葉を用いれば、警察沙汰になる前に動くことが

求められているのだ。

 世の加害者は平然と言ってのける・・・「これは厳しい躾の一環だ!」

「これは愛の鞭だ!」・・その偏った思考に立ち向かうのは容易なことではない。

でも一方で、事件化されてしまっては元も子もないので、やはり自分が如何に

動くかと言う処に戻ってしまうわけだ。
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見えてきた

年の功というのか

自分で言うのも何だが

いろんなものが見えてきたよ

えっ!がなくなって

やはりそうか!が

俄然多くなった

すべてが読めるってほとでは

ないが、的中率は高い

人の心、事の展開、事態の成り

行き、後始末の方法

後は、己だよ

そう、己




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縮図

世の中の縮図が身近なところに厳然と存在している。

ドロドロとした感情のやり取りもあり、血なまぐさい決闘?もあり・・・

僕はレフリーでもないし、行司でもないけれど・・・

僕なりの判定はハッキリしているさ。

白旗!   赤旗!

両方挙げる人もいるけれど、

僕は片方しか挙げないね。

アウト!   セーフ!

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完成品

五十、六十、七十になって

自分の本質を改められる人は少ない、いや、皆無に等しい。

大方は、その時点での自分を<完成品>と思ってしまうのだ。

僕は思う・・・

第三者的<眼>を持った・・・もうひとりの自分を持つべきだ・・・と。

いや、しかし・・・

何もかも変えよ!と言っているわけではない。

己の心に誓って<これだけは譲れない!>事は、断固守り貫くべし!

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posted by わたなべあきお | - | -

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