三十年前の父だ
柱にもたれ
膝を抱えて
顔を埋め
動かず
黙考していた
何を思い巡らしていたんだろう
足元には
紙と鉛筆が置かれていた
僕には読み取れない
文字が散らばっていた
ただ
「視姦」という一語だけが
読み取れて
心の片隅に引っかかった
小説の中の言葉なのか
現実の中のそれなのか
僕には判断しかねた
義母の入院先へ通う
父の心の動きに
薄ぼんやりとした
怖れを抱いた記憶がある

各種のハラスメント問題は
簡単には片方に軍配を上げられない。
ケースバイケースと言えば
逃げにとられるかもしれないけど・・・。
ある友達(女性会社経営者)が
女性新入社員に挨拶のことでちょっと注意をしたらしい。
するとその娘は更衣室で
「社長にいじめられた」と言って
みんなの前で涙を流したらしい。
そして三日も経たないうちに辞めたとのこと。
後で、ほかの社員から
「あれは彼女の方が悪いです。社長には何の非もありませんから」
との連絡があって・・・。
しかし、安堵していいのか、どうしたらいいのか・・・
真剣に悩んだようだ。
家庭での躾、学校での基本的教育、友達の在り方・・・
様々な問題をはらんだ事柄だと思う。

副総理は・・・