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窮すれば通ず

「貧すれば鈍する」

また……

「衣食足りて礼節を知る」

それらに反抗する意味ではなく

「窮すれば通ず」とも言う

世間的な意味(物差し)で貧困レベルになってしまった時

さぁ、そこでどうする?!

やはり僕は、こんな時でこそ

【ナニクソ!】精神を発揮したい

【負けてなるものか!】

負け惜しみではなく

平安は怠惰の始まり

金は悪魔の使い

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posted by わたなべあきお | - | -

透かし見る

僕はグダグダ話~容認派です。

もちろん一つのテーマを掲げてのソレも否定はしませんが……

その場に酒があれば、なお良し。

とかくそういう場は、何のまとまりもないままで終わってしまいがちですが、

僕はそのなんてこと無いグダグダの中に、キラリと光る玉を見つけることがあるのです。

その時は、独り心中で乾杯をしてしまいます。

「つい酒の勢いで……」とか「心にも無いことを……」と言う人がありますが、

むしろそれは逆で、ソレこそが本心なのです。

「覆水盆に返らず」

それにプラス……

直接そのある事に言及していなくても、声のトーンとか、強弱とか、目の動きとかの

中に、真実性や虚偽性を見つけることも愉快なのです。

ひとの心も体と一緒で、結局は透かし見られてしまうものなのです。

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生きる理由

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上.中.下

 ありとあらゆる種類の革命があらゆる名のもとにおこなわれてきたが、どんな革命もついに改変できなかった一つの秩序がある。それは社会の上.中.下という秩序である。上は頑冥さによって生命を失い、中によってひっくりかえされ、中は下の人びとを一時は味方につけると称しておいて行動を起こしながら、一度政権をにぎれば、たちまち昨日の主たる同盟者である下の人間に君臨し、それを支配する。これが革命の原則である。

 人は一つの状態に達すればさらに深く、広く、高い状態を求めようとせずにらはいられず、どんな氷原、あるいは灼熱のごとき教義の氾濫のさなかにあっても、けっし満足するということを知らないのではあるまいか。それを抑圧するのは人民を裏切ることである。

 いずれの社会にも上.中.下が存在し、肥った中者は上者となって、新しきやせた中者、また下者に君臨している。

     自由人の条件 【開高 健】


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気温表示

気温 (華氏(°F)−32)×5÷9=摂氏(℃)

(75-32)×5÷9=23.8

アメリカは華氏表示だとか……

これは慣れないと実感性が無い。


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胸より胸に

 ひとを愛するということは自分を愛するということから始めなくてはならないのだ。
ひとを愛するということは自分を愛するということなのだ。自分を愛することができない
者がどうしてひとを愛することができようか。ひとを真に愛する者は、自分を真に愛する
者なのだ。

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 涙は、いつか私の頬を伝わり、それは忽ち冬の風に冷えて私の頬を冷たく流れた。涙は
熱いものであるはずだのにこの私だけは冷たい涙を流しているかのようであった。そして
冷たい涙はとめどなく溢れてくるのであった。


      「胸より胸に」 【高見 順】

 
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風

      風

  そうか
  じゃあ あの丘へ登ろう
  どんな風が吹いているのかな?
  でも……
  ふたりで一緒に行けば
  優しく頬を撫でるそよ風かな?
  それとも……
  きみが僕にしがみつくほどの
  イタズラ風かな


      風(返詩)

  手を繋いで
  一緒に駆け上がりましょう
  息を切らしながら見下ろす景色は
  きっと……素敵ね

  清々しい風が吹き
  私の隣にあなたがいて
  あなたの隣に私がいて
  ふたり……微笑み合い……
  それだけで幸せ

  ふたりに嫉妬した風が
  いたずらに吹いても
  かたく握り合った手はほどけない
  いつまでも
  このままでいたい
  このまま
  時が止まってしまえば良いのに……

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この交換日記なような…

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ふたり

    ふたり

  僕たちふたり
  遠い昔に逢ったよね
  顔も
  名前も
  知らないよ
  でも……
  心が覚えているんだよ


    魂の記憶 ふたり(返詩)

  遠い
  遠い昔の記憶
  魂に刻まれた  
  あなたという名の
  ………想い
  何度生まれ変わろうとも
  必ず出逢う
  そのための
  ………証

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こゝろ

私はあなたの意見を軽蔑までしなかったけれども、けっして尊敬を払いうる程度にはなれなかった。あなたの考えにはなんらの背景もなかったし、あなたは自分の過去をもつにはあまりに若すぎたからです。私は時々笑った。あなたは物足りなさそうな顔を私にちょいちょい見せた。その極あなたは私の過去を絵巻物のように、あなたの前に展開してくれとせまった。私は心のうちで、はじめてあなたを尊敬した。あなたが無遠慮に私の腹の中から、ある生きたものをつらまえようという決心を見せたからです。私の心臓を立ち割って、暖かく流れる血潮をすすりとろうとしたからです。その時私はまだ生きていた。死ぬのがいやであった。それで他日を約して、あなたの要求をしりぞけてしまった。私は今自分で自分の心臓を破って、その血をあなたの顔に浴びせかけようとしているのです。私の鼓動がとまった時、あなたの胸に新しい命が宿ることができるなら満足です。

  ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………

私は冷やかな頭で新しいことを口にするよりも、熟した舌で平凡な説を述べるほうが生きていると信じています。血の力で体が動くからです。言葉が空気に波動を伝えるばかりでなく、もっと強い物にももっと強く働きかけることができるからです。

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            「こゝろ」【夏目漱石】
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自己憐憫

〖自己憐憫〗を辞書で引けば、

〈自分の境遇や不幸を過剰に悲しみ、どうせ自分なんて……と自分は可哀想と、

自分で自分をあわれむ気持ち〉とある。

自分の問題を客観視できずに、周囲の同情や注意を引こうとすることなんだろう。

大なり小なり、この心理は誰の心にも隠れ潜んでいる。

これが高じれば精神的病となってしまうわけだが、そこに至らないための

もうひとりの自分を持てるかどうかにかかってくる。

その〖心〗を扱う小説家の多くが〖自死〗を選ぶのもまた興味深い話だ。

〈愚かなる者たちよ〉とでも言うように………。
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