僕ごとき人間に
人生の醍醐味を語る資格なぞ、これっぽっちもありませんが、
しかし、それぞれのひとにそれぞれの歴史あり……で、
それぞれに懐かしみや悲しみや喜びの積み重ねがあるわけで……。
僕が思うのは……
町の一隅のあばら家で、慎ましく健気に生きる女性とか、
橋の下に段ボールで囲って生きている男性とか、
そんな人達を思うと、逆に励まされまた叱咤激励を受けるのです。
おまえは本真剣に生きているのか!
おまえはまだ何もやりきっていないのではないか!
そんな声が聞こえてくるのです。
物事や人様との比較の中に己を見いだすのではなく、
自分は自分として精一杯生きてやれ!
そんな叫びが聞こえてくるのです。
