<< 2024/11 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

帰る

その女の子は

大好きな北の大地へ

「行く」とは言わない

すごく自然に「帰る」と言う

あたかもそこが故郷であるように


もっとも落ち着く

もっとも安らぐ

心の故郷

魂の故郷なんだろう


あの世にゆくことを

帰寂とも言うからな

ほんとに心の底から

魂的に

故郷なんだろう

25.7.22-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

雷鳴が轟く

あたかも

天の怒りの元凶を

地上のどこかに

見つけ出した

見張り番の叫びのように25.7.13-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

君は美しい

目的をしっかり持って

ひたむきに取組んでいる君は

美しい

迸る汗も

一点を見据える眼差しも

美しい

それに対して僕は

何かを掴もうとしていたはずなのに

確証さえも得られずいる

完全に透視力が低下しているようだね25.7.10.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

軌跡

かっこつけない・・・ありのままがいい

さりげない・・・自然体がいい

面と向かうと

固くなってしまうから

ぼくはいつも

うっとりと盗み見ていた

遠くて近い

青春の軌跡25.7.5-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

本質

距離と時間をおきましょう

あなたの

本質を

知るために

25.7.3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

小高い山の中腹の木陰に車を停めて

窓を開けた・・・

風が頬に心地いい

静かすぎる空間

下界の騒音は何も聞こえない


待ち合わせ時間までの半時間

僕はこの場所が好きだ

座席を後ろに倒すと

す〜っと眠りに入る

現実をベースにした奇妙なストーリーが

夢の中を支配する


そして超現実的な問いかけに

僕はハッと目を覚ます

夢か・・・

潜在する事象というのは

恐ろしいものだな

25.6.28-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

雨に濡れて歩く

傘もささずに歩く

洗い流しておくれ

数々の芥と儚い夢を


でもこれは人間考えだな

木や花や草にとっては

恵みの慈雨というわけだ

僕は心に沁みこむ要素を見つけられない

両手を広げて天を向いて

受け止めようとしてるのに


まぶしい太陽の光にも

やさしい月明かりにも

煌めく星たちにも

涼しく薫る風にも25.6.26.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

坂道

遠回りをしよう

右折左折の坂道を

歩け歩け

車では見過ごすものを見つけよう

畑仕事のおじいさん

梅の実 木漏れ日 小鳥の囀り

木蔭で立ち止まり目を閉じよう

風は心地好く

君の声を運ぶ

たまには便りをしやしゃんせ

 
25.6.9.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

悠然と

僕は君を見習おう

どんなに辛い時だって

君は笑顔を絶やさない

どんなに悲しい時だって

君はすっと立っている
25.5.12-3.jpg

君は僕を捨てるかい

辛さを隠せない僕だから

我慢の足らない僕だから

遠くを見過ぎる僕だから

25.5.12-4.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

友よ

友よ

飲もう

飲み明かそう

一年一度

酔っぱらおう

25.5.13-1.jpg

友よ

飲もう

飲み明かそう

生きた昨日を悔やまずに

明るい日への橋渡し

25.5.12-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top