広く覆われた雨雲の中に 一かけらの青を見つけた 僕はその中心を目がけて 指鉄砲でバーンと一発 打ち放ったんだ 弾は 届くはずもないその距離を 延々と飛行して 青の中へ突き抜けて行った とんでもない確率のなかで 僕は 今日も 人差し指に集中している
Access: