頭でっかち 頭でっかち 行いが伴わない 口では偉そうなことを言う 実がない 実がない もっと落ちてみよう 底の底を見てみよう 昨日の空は抜けるように青かった 垣間見せられたような気がしたのです 希望を捨てるなよ・・・と
ひとつ山を越えれば また次の山が迫る ひとつ谷を渡れば また次の谷に出くわす 野営のテントは破れて 雨風も凌げない 携帯が震える 確認しなくても分かっているさ 出れば 発する言葉が嘘となる 出なければ なおのこと罪深くなる 迷路という認識はない 向かう方向は間違っちゃいない 如何せん 障害物が多すぎる 人力でしかも独りで 跳ね除けるには重すぎる CRY CRY CRY
制限時間は三十分 跨線橋の下で待ち合わせ その瞬間に生きて 明日のことなど考えなかった そう・・・ 考えなかったのは男の僕で 女のきみはリアルに先を思い描いていた 父のお気に入りのきみは 二歩も三歩も前を歩いていた 敷かれたレールがあまりに真っ直ぐすぎて 僕は置き石をしてしまった
春はコバルトブルー あたたかい陽射しのなかで きみはあざやかなブルーのシャツを着た 学生服で坊主頭の僕は そんな色の対比に戸惑った 夏は満天の星空 離れ小島の海岸の小舟で 二人並んで降るような星を見上げた 打ち寄せる波の音に 僕の胸の鼓動は隠されただろうか 秋は紅葉の東福寺 アパートに向かう坂道を 二人腕を組んで靴音を響かせた 歩調を合わせる僕に きみはわざとずらしていたずらっぽく笑った 冬は震えるような小部屋 たったひとつのブルーの寝袋で ふたり向い合せに入った はじめ狭くて冷たい空間が 夢見るような暖炉の光に包まれた
世間の風が冷たいんじゃなくて 自分の心が冷え切っているから 世間のせいにしてるんだ こんなときは 掻き立てても掻き立てても 発火の瞬間は訪れない でも・・・ 根気よく粘り強く 続けるしかない 安易な助け舟を願う気はさらさらない
宿命的なものを背負って 生きている奴には かなわない かなわない 貧困であれ 差別であれ 何であれ すべてを全身で受け止めてる奴には かなわない かなわない 彼らから ある種の羨望の眼を向けられる自分が 恥ずかしい 恥ずかしい 何も背負わない気楽さ その裏返しにある無気力 生きるとは 何だ
背伸びをしない 無理をしない ちょっとだけ 自分に負荷を与えよう 現状に安住しないために ストップは 後退のはじめだから
考えに考え抜いて 悩みに悩みぬいて たどり着いた真っ白い世界と なぁ〜んにも考えずに なぁ〜んの悩みもなしに たどり着いたとも言えない 薄ぼんやりとした世界と 一緒にされちゃぁ困るのです 「はぁ?」という顔はしないでくださいね 逆に・・ 「黒い世界」も同じことですからね 「黒の中の黒」って あなたには見えますか?
手をつなごう 僕の何が伝わる? 手をつなごう 君の何が伝わる? 言葉でも 文字でも 伝わらないもの そうです それをギュッと 握りしめましょう
お嬢様育ちには 野良仕事は辛かっただろう しかし 時代は時代 必死の頑張りが 想像して余りある 時代の荒波に翻弄され 拙き医療に命を奪われた 兄、姉そして母 僕がすべての罪業を 清算してやろうなどと思うのは 傲慢この上ないことなのだろうか 乱心、過信、盲信、狂信 そのいずれでもなく 僕は純粋にそう願っている
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