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あなただけに

僕は

切羽詰まったような

目先に捉われた

現実的な話ではなくて

できるだけ

哲学的に

文学的に

話してみたいのです

そう思うと

話せる人は

どんどん限られてきてしまうのです

もし逆であれば

自分が思ってもいない方向へ

流されて行くような気がしてならないのです

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posted by わたなべあきお | - | -

それでいいのだ

電話にしろメールにしろ

かなりの期間、コンタクトのとれない僕を

つまらないヤツととられるか

礼儀知らずととられるか

それは覚悟の上で

僕は発信を我慢しているのです

なんと言えばいいのだろう

中途半端な命乞いは

僕のポリシーではないんだな

最後の最後の最後で

そうだったのか・・・と

理解してもらえれば

それでいいのです

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posted by わたなべあきお | - | -

二重生活

きみは悪くない。
精一杯正直に生きてきたさ。
親の意向に従ったことも、きみの環境なら仕方のないことさ。
もし、時の悪戯がなかったなら、まったく変わったかもしれないね。

人の出会いというものは、悲喜劇の連続だ。
良き夫婦を、良き妻を演じ続けるのはさぞ辛かっただろう。
親を悲しませたくなかっただろうからね。

もう少しの辛抱さ。
最低限の親としての責任を果たし終えるからね。

遅れすぎた再会が、伴侶への幻滅を加速させる。
それは理解できるような気がするよ。
無頓着、無知、無慈悲・・・
「無」と付くものの全てを持ったような人だね。
最悪なのは、そのことに本人が気づいていないことだね。

二重に生きることを習得したことが、良いのか悪いのか?
僕には何とも言えないよ。
割り切りと言ってしまえばそうなんだろうけど・・・。

世の中には、同じような境遇の人が多いんだろうな。
諦め、最低限の義務、自分だけの光・・・

僕は、そっと見守るだけだ。
そのことを、ずっと前のあの時に託されたように思う。
そう確信している。


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母性

「初めから失われていて、生涯、決して手に入れることのできない父性」・・・。

               二重生活(小池真理子)


僕の場合は、【母性】なのだが・・・

加えて、【家庭的温かさ】とでも言おうか、これらの欠落が、僕という人間を形成

するにあたって、大きく影を落としているのは明らかだ。

一つの家庭を築き、子供たちや孫たちに囲まれた生活であっても、その影は消えて

しまうほど薄っぺらなものではない。

家の中のざわめきの中で、ポツンとしている自分がいる。孫たちのはしゃぎ声や

テレビアニメの騒音さえ、耳に入ってこないくらいの深淵の中で、僕は膝を抱えて

顔を埋め、かすかな母のイメージを確かなものにしようと彷徨い歩く。

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提言

恐れ多くも、A首相への提言

もう少しゆっくりと話されたらどうでしょう?

一語一語噛みしめるように話されたらどうでしょう?

キーワード、キーセンテンスには間とアクセントを!

結論的には・・・

せっかくの美しい日本語が生かされていませんね

演説としては・・・

O大統領の方が格段上ですね

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厳しさ

世の中、大方の人は、他人に厳しく、己に甘い。

他人に対しては、これでもかという位に徹底的にやり込める。

「でも・・・」と言いかければ、「言い訳するな、見苦しい」と返される。

逆に、自分が言われる立場になると・・・

「あんたに言われたくないね、じゃあ自分はどうなのさ」とやり返す。


だめだ、こりゃ・・・


他人に厳しく

自分や身内には、その何倍も厳しく

こうでなくちゃ、言う資格はないな。

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イエスマン

イエスマンが優秀とは限らない

ごく一部を除いて

ほとんどは

返事屋さんであり頷き屋さんだ

しかし、納得いかず

ちょっと反論を試みると

即座に言い訳屋の烙印を押される

なんともいやはや

裸の王様だらけじゃないの



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悠々自適

お金があって

仕事もしないで暮らせることを

悠々自適といえるのでしょうか?

ちょっと違うと思うのです


日課は

朝夕の犬の散歩

時々庭いじり

時間があればテレビの前

?????????

貧乏人のひがみではありません

何か肝心の心棒が抜けている

やるべきことを避けている

それともまったく思い至らないのか


しっかりしようぜ

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人(の悪)に厳しく

自分には

そして自分の身内には

その何増倍も厳しく

悪とは

怠慢であり、手抜きであり、嘘であり

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因果

どの分野においても、原理主義的な志向は最も尊重されなければならないが、

度が過ぎると、閉鎖的になり排他的になりやすい。

裸の王様が、あそこにもここにも・・・。

逆にまた、時代や風潮に合わせすぎると、本末転倒に陥りやすく、迎合的になり

日和見的になりやすい。

根幹を揺るがさずに、いかに時代にマッチしたあり方をするか〜ここが問題だ。

宗教であれ、政治的イデオロギーであれ、ぐっと現実的に世襲の会社運営であれ、

規模の大小はともかくとして、本質は同じ事だ。

古い体質と切り捨てられ、抹殺されるトップもいるだろう。

逆に、時代の先取りともてはやされ、挙句の果て、我とその座を失ってしまう人も

いるだろう。

真理は、何千年経てもそのままであろう。

時代時代の偉人ともてはやされる人物が、歪曲化し、大勢を引き連れて谷底へ落ち

て行く。

悲しさの最たるところは、「あっ、間違えました」でやり直せないことある。

善因善果、悪因悪果・・・足し算引き算は通用しない。



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                         (せっこくの花)

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