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絵

「絵になる風景を探そうとしてはいけない。

 どんな風景でも、見る目と心があれば絵になる」


              「こんな夢を見た」 ゴッホ

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ガラクタ

たしかに・・・此処は、ガラクタのため置き場かもしれない。

妄想、回想、哀愁・・・

遠い少年時代、青春時代に心を飛翔させて

半ば自慰的な言葉の羅列。

父の雑記帳がそうであったように・・・。

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独占タイム

小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが帰ってくるまでの独占タイム29.2.2-1.jpg29.2.2-2.jpg29.2.2-3.jpg

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他者の理解

 他者の理解とは、一つの考えを共有する、或いは、同じ気持ちになるということ

ではないだろう。むしろ苦しい問題が発生している将にその場所に共に居合わせ

て、そこから逃げないということではないのか?

 果てしなく言葉を交わしながら、同じ気持ちになるどころか、逆に二人の差異が

様々の微細な点で際立ってくる。細部において自己との違いを思い知る。それが

他者を理解するということであろう。

 差異を思い知らされつつ、それでも相手をもっと理解しようと、その場に居続け

ること、そこに初めて真実のコミュニケーションが生まれるのであろう。

        「クラスメート」(ラガーマン・達哉)




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背景の記憶(239)

終業のチャイムが鳴ったのは、

アルバイトの僕が、丁度車の車庫入れを終えた時だった。

そして、君も作業を終えて作業場から出てきた。

僕には気づかず、ちょっと背伸びをしてから、

後ろに束ねていた長い髪をほどいた。

さらさらの黒髪が、肩に扇のように広がった。

やがて気配を感じて振り向いた君は、

これまでになく大人びて見えて、

僕はハッと息をのんだ。

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えっ???

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八方美人〜卒業

僕の「素顔で生きる」の詩が、新聞に載ったのは

僕が二十歳の時だった。

現実、素顔で生きていたわけではなく、

素顔で生きたい!という願望の詩だったのだろう。

人目を気にせず、自分を飾らず、ありのままの自分をさらけ出して

けれども、奢らず、萎縮せず・・・そう願った心の叫びだったのだろう。

その「決意」とも言える僕の姿に

反応してくださった人々の存在がありがたかった。

<八方美人>卒業!の瞬間だった。

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幼気

そのままの君がいい

飾らない素顔の君がいい

直向きな集中力

悪戯で手を叩いた僕に

振り向いた君の

幼気な眼差し





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逢えば

一行

いや

一語の伝達が清々しい

ましてや

長文は不要

そしてなお

逢えば

言葉も要らない

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背景の記憶(238)

あまりにストレートすぎて 

戸惑った僕

どこまでが本意なのかつかみきれなくて 

一喜一憂した僕

そんな僕の心の変動を楽しんでいるかに見えたのに

完璧な心変わりと感じ取ってしまった君

その場しのぎの言い訳や説明がいやで

沈黙の穴倉に潜り込んだ僕

それがまた不信に輪をかけて

僕は崖っぷちに追い込まれてしまったのだった

言葉の無力と沈黙の怖さを同時に知った

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