一見、自由でありそうな
この現実から
脱出を企てる
またしても得意技の発揮時だ
気になる対象人物を
とやかく言っているうちは
自分も同類だと気付く
単純批判に爽快感は生まれない
放った矢が
己の脳天に落ちてくる
物凄い加速度を伴って
さあ、ここまで来たぞ
このワンステップは
異常に長かったな
トンネルを抜けた
長い、とても長いトンネルだった
しかし、安堵の暇はない
また次のトンネルが待っている
つかの間の陽光を浴びて
光合成を思い出そう
生まれる酸素は
僕に何をさせるのだろうか
やあ、あきお君、久しく便りをしていないけど・・・元気かい?
君のモットーだった「太く、短く生きる人生」はどう?まあこの年まで生きているわけだから、長い人生の部類だよね。要は、太くて長かったかどうかってことだよね。
えっ?借金を返済したって?・・・ん、そうじゃない・・・多重債務が一本化されたってことか。まあ、それは一歩前進だな。長かった二重の住宅ローンも終わったわけだから、新たな借家住まいが始まったと思えば、ちょっとは気が楽だろう。
それにしても、「負け残り」とはよく言ったものだな。大相撲じゃあるまいが、確かに君は負け残っている。ものは捉え方だよ。同世代や先輩たちには、悠々自適を地で行く人たちが多いからね。それを羨ましがっていてはダメだよ。「生涯現役」・・・これだよこれ。活力の源だね。
又してもだが・・・それにしても、君は健康だよね。て言うか、君は病院へ行かないよね。もちろん「薬毒論」を信奉?してるのは知っているさ。レーチェル・カーソン女史だったっけ。もう半世紀以上前の本だったよね。あれは衝撃的だったね。あそこからだったよね、人間の<自然治癒能力>や<免疫力>を考え始めたのは。事実、病院へ行ったのは、歯医者と急性のA型肝炎に罹った時ぐらいだものね。しかも強制的入院を拒否して、三カ月の自宅療養で治しちゃった。(点滴は受けたけど)あのまま入院してたら、たぶん薬漬けで今日は無かったかもね。ある意味、君は信念の人だよ。<健康こそ、最大の金儲け!>
ものは考え様・・・って言うけれど、君はどこでどう習ったのか知らないけれど、一種のひねくれ者だよね。「1対99」の信奉者だね。頑固なのか、捻くれ者なのか・・・表面上、同調してるように見えて、内実はがんとしたものを持っている。そんな奴だよ君は。それがイイとか悪いとかじゃなくて、それが君の生き方だからね。当然ながら、裏切りもあり、挙句の果ての縁切りもあっただろうよ。それは大なり小なり誰にでもあることだけど、心の奥底で両手を合わせている君のことは分かっているさ。それさえも無くしちゃあ、人間お終いだからね。
・・・で、これからどうするの?現役続行、そりゃあそうだよね。人間、死ぬまで生きなきゃいけない。要は、如何に生きるか?だよね。君のことだ、投げ出したり、逃げたりはゼッタイしないはずだ。それでこそ君だ!陰ながら応援しているよ。フレー!フレー!アキオ!
再起動を繰り返す
根気よく繰り返す
またかよ!と言われても
リセットする
失敗と挫折の繰り返し
それでもなお
僕は立ち上がり、前を向く
精神に異常を来した者は、
自分が異常であるとは誰一人
として言わない。むしろ逆に
自分こそが正常であり、
他の者全てが異常であると。
そうした現実を見せつけられる
と、こちらまでおかしくなって
しまう。世の中には、裸の王様
が、あそこにも、ここにも。
受ける方からすれば、言葉だけ
でもきついが、其に暴力が伴え
ば、まさにパワハラ、セクハラ
である。
大禍なく生きて来た人は
果たして幸せ者と言えるのだろうか
捻くれた考えではなく
不幸せ者だと思う
山あり、谷あり、どん底ありの人こそが
幸せ者だと思う
それらを克服した、乗り越えた、チャレンジした
何物にも代えがたい歓びがあるから
そして無形の宝物が心の奥底で輝いているから
本当の意味の「果報」を知りなさい
これが僕の生き方ですから
これが僕の流儀ですから
そう簡単には変えられないのです
言いましたよね
八方美人的生き方とは
遠い昔にサヨナラしたと
歌詞とは言え、ここまで似たシチュエーションには驚かされた。
22才の別れ・・・
♪あなたにさようならって言えるのは 今日だけ
明日になって またあなたの暖かい手に触れたらきっと
言えなくなってしまう そんな気がして
遥か遠くの(当時はそう感じる距離だった)博多から汽車で京都に向かい
貴女は琵琶湖畔の宿での再会を知らせてきた。
♪私には鏡に映ったあなたの姿を見つけられずに
私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった
いや、正確に言えば・・・親から勧められた縁談にのる前に
あなたは僕の本心を確認に来たのだった。そしてもちろん
僕のYESの言葉を聞くために。
♪今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです
あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって
そして最後にまったく同じ言葉を残してあなたは去って行ってしまった
♪ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら
あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい
そのままで
潮の香りのする島に生まれ
湧水を飲み、牛馬に囲まれ
野苺、李、橙、梨、栗、椎の実
あけび、、、
さざえ、あわび、タコ、、鰯
何でも獲れた
夕陽のきれいな湖の街で育った
ふたり並んで夕陽を見た
中学生のあの時、、、
二十歳前のあの時、、、
別離なんて夢にも思わなかった
ずっと一緒と思ってた
ずっと、ずっと、、、