<< 2025/05 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

クール

逆境と言えるかどうか、それは微妙だ。

主観と客観で、意見は分かれるからだ。

大方は冷静な目として客観に軍配を挙げるだろう。

しかし、この段階での主観と客観の闘いは微妙極まりない。

奇跡の大方は、客観視を崩した時にこそ起きるからだ。

さて、さて、さて・・・

クールに見つめよう。

あの光が見えるかい?


25.5.24-3.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

夢酔独言

先に出かけたはずの君の姿が見えない

反対方向を見れば、もうはるか向こうを君は歩いている

確信したような足取りで

声は届かない距離だ

いずれは合流するはずの道ではあるが

なぜか逢えなくなってしまうような気がして

僕は君の後を追うことにした

追いつけそうもない足取りで

気持ちだけがやけに焦っていた


目覚めると

かすかな疲労を伴ったけだるさを覚えた

まるで歩き疲れたかのような

まるで気疲れしてしまったかのような

心の中に内在する不安と希望の夢化なのだろうか

それにしても君の足取りは確信に満ちていた

対して僕のそれはどうだ

何とも心許ない歩みではないか

気持ちは走っても足は走らない

不自然になぜか呼吸は荒い

これがあの疲労感の原因か

夢の中の出来事でも体は疲れるんだ

シャワーでも浴びるか

重い体で立ち上がる

23.5.6-5.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

旅路

振り向けば寂しい 君の住む故郷

若い日の涙は 明日への涙か

暗闇の彼方に 口笛が流れる

この道はいつの日にか

希望につながる

東の空に日が昇るまで

とても とても 遠い旅路さ

4.4.5-4.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

灯り

自分の結婚式で歌った。
誰の歌なのか覚えていない。
ただ、自分の心の代弁だなと。

♪信じてくれよと
頼みはしない
あなたの支えになれたなら
それでいい それでいい
何も要らない
暗いこの世に 
明かりをひとつ
人知れず 人知れず
灯してみたいのさ

好きだなんて
そんな言葉は要らない
あなたがわかってくれたなら
それでいい それでいい
黙っていても
通う心の真珠の命
人知れず 人知れず
愛していたいのさ

24.11.29-3.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

心模様

言葉にしなければ伝わらない

それは十分すぎるほど分かっている

でも、これは僕の暴論かもしれないけど

眼と眼の会話もあるんだよ

以心伝心もあるんだよ

僕はむしろこっちの方を信じたいね


そしてその微妙極まりない空気が伝わらないのなら

その関係は終わりと考える

不成就にも納得と言うわけだ

どうやら僕は・・・

他人様とは異質な世界に生きているらしい



4.4.5-3.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

一本道

誰が善者で誰が悪者かなんて

我々のはかり知るところではありません

そしてまた

何が身に沿い何が沿わないのかなんて

これもまた

我々のはかり知るところではありません

比較の目線を捨てて

ひたすら我が道を行くだけです

それが人生の一本道というものです



24.11.18-1.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

傲慢

僕がこうして生きているからと言って

あの人もこうして生きているわけじゃない

まったく同じ人生観や価値観で生きてるわけじゃないことぐらい

分かっているつもりでも

どうしても同じレベルにおいてしまう自分がいる

これこそが

傲慢というものなのだろうか

25.1.30-1.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

男と女の気持ち

自分の気持ちを殺すということは

他人の気持ちも殺すということなんだよ


2023.4.30.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

背景の記憶(326)

「ファイト!」

君の声が場内に響き渡る

メンバーが「オー!」と男勝りの声をあげる

さすが!

キャプテンは君でなきゃ!

僕は応援席で拍手をする

両手が赤くなるほどに・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

君はバスケ部のキャプテン

僕はバスケ部男子の補欠

クラスに帰れば・・・

僕は委員長

君は副委員長

なんとも微妙かつアンバランスな関係

でも・・・僕は

そのアンバランスの中に

不思議な心地よさを覚えるのだった

バスケットボール.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

キャッチ

<時>をキャッチせよ

その鈍い触覚ででも

空気を読め

その鈍い嗅覚ででも

掴めるはずだ

読めるはずだ

重ねた経験は無駄ではない



2024.5.19-5.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

▲page top