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クール

逆境と言えるかどうか、それは微妙だ。

主観と客観で、意見は分かれるからだ。

大方は冷静な目として客観に軍配を挙げるだろう。

しかし、この段階での主観と客観の闘いは微妙極まりない。

奇跡の大方は、客観視を崩した時にこそ起きるからだ。

さて、さて、さて・・・

クールに見つめよう。

あの光が見えるかい?


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夢酔独言

先に出かけたはずの君の姿が見えない

反対方向を見れば、もうはるか向こうを君は歩いている

確信したような足取りで

声は届かない距離だ

いずれは合流するはずの道ではあるが

なぜか逢えなくなってしまうような気がして

僕は君の後を追うことにした

追いつけそうもない足取りで

気持ちだけがやけに焦っていた


目覚めると

かすかな疲労を伴ったけだるさを覚えた

まるで歩き疲れたかのような

まるで気疲れしてしまったかのような

心の中に内在する不安と希望の夢化なのだろうか

それにしても君の足取りは確信に満ちていた

対して僕のそれはどうだ

何とも心許ない歩みではないか

気持ちは走っても足は走らない

不自然になぜか呼吸は荒い

これがあの疲労感の原因か

夢の中の出来事でも体は疲れるんだ

シャワーでも浴びるか

重い体で立ち上がる

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