背景の記憶(326)

「ファイト!」

君の声が場内に響き渡る

メンバーが「オー!」と男勝りの声をあげる

さすが!

キャプテンは君でなきゃ!

僕は応援席で拍手をする

両手が赤くなるほどに・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

君はバスケ部のキャプテン

僕はバスケ部男子の補欠

クラスに帰れば・・・

僕は委員長

君は副委員長

なんとも微妙かつアンバランスな関係

でも・・・僕は

そのアンバランスの中に

不思議な心地よさを覚えるのだった

バスケットボール.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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