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余命宣告

『臨終のことを先に習ひて 後に他事を学ぶべし』と教えられているんだけど、

それがどこか他人事で、ちっとも実感として思い巡らせていないような気がする。

もっと切実に考えられないものかと・・・。現代では、ひと昔前とは違って、

意外とアッサリと余命宣告をしたりする。「長くて三カ月でしょうか・・・」

みたいに。年齢によって受け止め方は様々だろう。もういつ死んでもおかしくない

年齢で聞くのと、働き盛りで聞くのと、幼い子供のことで聞くのと・・・。


「死」を大前提にして考えると、世の中の諸々が雑事と思えてくる。

くだらないとまでは言わないが、どうでもいい的な考えが巡る。

なにをこんなことにあくせくしていたんだろう・・・と。


それにしても、順序だててするべきことは山ほどある。

優先順位の問題か。

ゴミではないが、「残す」「捨てる」の二者択一を迫られる。


さて、・・・・・・・・・・

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さあ!

さあ!

きみは今もって 成長し続けているか

停滞していないか

沈滞していないか

沈殿しきってはいないか

過去のブログ20220526_164115.jpg

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磯の香

磯の香は懐かしく うら寂しい

母と繋がるから

浜辺に引き揚げられた手漕ぎ舟

沁みついた魚や貝の臭いに重なって

母の普段着の匂いが蘇る

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