遠くにいても いちばん近い存在でいよう 横に居たって 冷たく遠い存在の人だっているんだから あの時の君がそうだったから せめて今度は僕に 君の真似事くらいさせておくれよ
放送部部室 オン・エアー前の緊張感が好きだった 原稿の3〜4行先を読む習性が 不安を払い落ち着きを生んだ 4時限目が終わり みんなが昼食を食べ始めるころ 技術部のQサインが出る 「みなさん、こんにちは・・・」 自分の声とは違うような 独特の反響音が心地よかった 声の主が僕である事を 知っている生徒はそう多くはいなかった それがまた妙な高揚感を生み出した 自分にしかないであろう 微妙な<間>に酔う自分がいた
笑った 笑った きみが笑った 笑わせた 笑わせた 僕が笑わせた 自然な笑顔に つなげるために 似合わぬ手法を試みた ホップ ステップ 次こそはジャンピングスマイル
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