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蜂の巣退治

 家の横に置きっ放しになっていた自転車を、息子が欲しいということで、取り出そうとしたら・・・なんとサドル下に大きな蜂の巣を発見。家内は蜂アレルギーだし、長男もビビりだし、結局お役が僕に廻って来た。

 「蜂スプレーを買ってきた方がいいんじゃないか」とか「完全防護した方がいいんじゃないか」とか、外野はやたらとうるさい。

 ここは主人の威厳を示さねば〜というわけで、帽子と長袖シャツで挑戦した。道具はゴミ袋とゴミバサミとナイロン箒・・・(こんなもんでいいのかな?)

 気温の所為なのか、時間帯の所為なのか分らないが、どうも活発に動き回っているという雰囲気はない。二階の窓から外野陣が怖々と覗き見ている。「窓を開けてるとそっちへ飛んで行くぞ!」と脅すと、すぐに閉めた。

 まずゴミ袋を手早くサドルに被せた。動き出す前にさっと巣自体を袋の奥に落とし、素早く袋の先を括った。不意を突かれた彼らは透明の袋の中で飛び回り始めた。一枚では不安なのでもう一枚袋を被せてから、ゴミバサミと箒で叩く。まさに袋叩き。

 やれやれと安心したが、急に何匹かの蜂が飛び始めた。どうやら巣の中ではなくサドルの下に残党共がいたようだ。これはヤバイ!必死に箒で叩き落としにかかった。助かったのは、やはり彼らの動きは鈍く、ブロック塀と土間にバタバタと落ちた。

 ついでに他のゴミも掻き集めて作業終了。時間にして15分なり。自転車を表に持ちだし、シャワーホースで水洗いして、タイヤに空気を入れて完了。

 「もう終わったん?」出てきた家族が拍子抜けしたように呟いた。もっと大戦争を想定していたようだ。23.10.4蜂.gif

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背景の記憶(95)

僕の練った作戦は
あまりに見え透いていて
きみにはばれていたにちがいない


バイトを終えた帰り道
僕は傘をささずに雨の歩道を歩いていた
ゆっくり
ゆっくり・・・と(わざと)


背後に駆け足の靴音
スッとさしかけられた赤い傘に
僕は驚きの表情をして見せた
きみの瞳が笑っていた
無言で並んで歩く間
こころを見透かされたようで
恥ずかしかった



23.10.4.png

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