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背景の記憶(245)

face bookに載せている僕の似顔絵の原点は45年前にある。29.5.30-3.jpg

北〇〇のミサイルが隠岐諸島の数百キロ先に・・・というあの隠岐の島で、

僕は、国の離島振興策である港湾建設に従事していた。・・・と言えば

聞こえはいいが、孫請けのまたその下〜というわけで・・・。

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なぜ涙を流しているのか?

なぜ俯いているのか?

言い訳がましいかもしれないが・・・

なにくそ! 今に見ていろ!

の裏返しだったのかもしれない。

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背景の記憶(244)

机の中に何か白い包みがあるのを見つけた。

深い事情も知らず、僕は「これナニ?」と声を上げた。

教室の何人かが僕のそばに集まってきた。

中にはエンピツと消しゴムが入っていた。

一瞬、背後に目線を感じた時には、もう遅かった。

彼女は廊下へ飛び出して行った。

小学生時代、最大のミス!
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背景の記憶(243)

♪いつもの小径で 目と目が合った

 いつものように 目と目を逸らせた

 通り過ぎるだけの ふたりのデート29.5.2-2.jpg

言い出せないもどかしさ・・・気恥ずかしさ

今、思い返せば

そんな場面を経験したことが

宝物に思える

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お・と・な〜 背景の記憶(243)

♪さよならを言えただけ

 君は大人だったね・・・


これは後から、そうずっと後から思えることで

その時に、こんな感慨は抱けるはずがない。

非情と思いやりは隣り合わせのものなのか。

君に、十年先の僕の姿を予測できたのだろうか?29.4.23-2.jpg

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背景の記憶(241)

僕は一番が嫌いだった。いや、一番には逆立ちしてもなれなかったのだから

言い方を変えれば、二番、三番というポジションが居心地よかった。

僕の小学校時代は三学期制で、一学期の学級委員は一番賢いやつ(がり勉くん)が

任命されていた。三年生から六年生まで、僕はずっと二学期の委員だった。


大方が貧乏の時代だったけど、僕は幼稚園にも行けず、ランドセルも買ってもらえ

なかった。だから、風呂敷に教科書なんかを入れて登校していたのだけれど、

それも恥ずかしくなって、全部教室の机の中に置いて帰るようになった。

あのころ宿題と言うものがあったのかどうかも記憶がないけれど、適当に切り抜け

ていたのだろう。


教師の父は、そんな僕を知ってはいたのだろうけれど、諫めるようなことはまった

くなかった。その代わりにやたらと「本を読め、本を読め」と言われた。

そこそこの年齢になってからも「わからなくてもいいから、最後のページまで

読め」「英語の原書を読め」と口うるさかった。

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背景の記憶(240)

父の死後、兄と姉が相次いで亡くなり

ついに・・・独り

六人兄弟の末っ子

実母は三歳の時、病死(破傷風)

三人の兄と姉は幼くして病死

残った兄と姉は早くから家を出たため、一人っ子のようなもの

そういう自分も16歳で家を出て・・・

まさしく〜さすらい人の子守歌(旧web版 Ne'o activity)

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背景の記憶(239)

終業のチャイムが鳴ったのは、

アルバイトの僕が、丁度車の車庫入れを終えた時だった。

そして、君も作業を終えて作業場から出てきた。

僕には気づかず、ちょっと背伸びをしてから、

後ろに束ねていた長い髪をほどいた。

さらさらの黒髪が、肩に扇のように広がった。

やがて気配を感じて振り向いた君は、

これまでになく大人びて見えて、

僕はハッと息をのんだ。

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背景の記憶(238)

あまりにストレートすぎて 

戸惑った僕

どこまでが本意なのかつかみきれなくて 

一喜一憂した僕

そんな僕の心の変動を楽しんでいるかに見えたのに

完璧な心変わりと感じ取ってしまった君

その場しのぎの言い訳や説明がいやで

沈黙の穴倉に潜り込んだ僕

それがまた不信に輪をかけて

僕は崖っぷちに追い込まれてしまったのだった

言葉の無力と沈黙の怖さを同時に知った

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背景の記憶(235)

約束の場所の交差点は、多くの人々でごった返していた。

街灯の柱に寄っかるようにしていた君は、鮮やかな赤いタータンチェックのスカー

トを身に着けていた。

一瞬、周りがモノクロに変わり、赤いチェック柄が浮かび上がって見えた。

いつもはほとんど黒系統のファッションの君だから、余計にそう見えたのかもしれ

ない。

ストップモーションの風景が、せわしなく動き始め、僕は信号を渡り、素早く腕を

組んだ。

君を誰かに奪い去られないように・・・とでも言うように。


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背景の記憶(232)

はにかむ君がいい
赤らめた頬がいい

拗ねて見せた横顔がいい
光る涙は本物だった

追いかけてきた君がいい
衝突を恐れない自転車に
君の本気を知った

必死に探す君がいい
曲がり角で身を隠した僕を
君は必死に探していた

僕を見つけた時の君がいい
僕の腕を抓る仕草が
ちょっと本気であどけなく可愛かった

忘年会の夜の君がいい
おめかしして別人のようだった
当然のように僕の隣に座ってくれた

電話の向こうの君がいい
携帯をonにして僕は歌った
歌詞に君への想いを重ねて・・・

透きとおる素肌の君がいい
男物のシャツの下に
僕は飛び上がるほど驚かされた

今はもう遠い
そう・・・遠い過去の想い出
でも、昨日のような鮮明さ

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posted by わたなべあきお | - | -

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