face bookに載せている僕の似顔絵の原点は45年前にある。
北〇〇のミサイルが隠岐諸島の数百キロ先に・・・というあの隠岐の島で、
僕は、国の離島振興策である港湾建設に従事していた。・・・と言えば
聞こえはいいが、孫請けのまたその下〜というわけで・・・。

なぜ涙を流しているのか?
なぜ俯いているのか?
言い訳がましいかもしれないが・・・
なにくそ! 今に見ていろ!
の裏返しだったのかもしれない。
机の中に何か白い包みがあるのを見つけた。
深い事情も知らず、僕は「これナニ?」と声を上げた。
教室の何人かが僕のそばに集まってきた。
中にはエンピツと消しゴムが入っていた。
一瞬、背後に目線を感じた時には、もう遅かった。
彼女は廊下へ飛び出して行った。
小学生時代、最大のミス!

♪いつもの小径で 目と目が合った
いつものように 目と目を逸らせた
通り過ぎるだけの ふたりのデート
言い出せないもどかしさ・・・気恥ずかしさ
今、思い返せば
そんな場面を経験したことが
宝物に思える
♪さよならを言えただけ
君は大人だったね・・・
これは後から、そうずっと後から思えることで
その時に、こんな感慨は抱けるはずがない。
非情と思いやりは隣り合わせのものなのか。
君に、十年先の僕の姿を予測できたのだろうか?
僕は一番が嫌いだった。いや、一番には逆立ちしてもなれなかったのだから
言い方を変えれば、二番、三番というポジションが居心地よかった。
僕の小学校時代は三学期制で、一学期の学級委員は一番賢いやつ(がり勉くん)が
任命されていた。三年生から六年生まで、僕はずっと二学期の委員だった。
大方が貧乏の時代だったけど、僕は幼稚園にも行けず、ランドセルも買ってもらえ
なかった。だから、風呂敷に教科書なんかを入れて登校していたのだけれど、
それも恥ずかしくなって、全部教室の机の中に置いて帰るようになった。
あのころ宿題と言うものがあったのかどうかも記憶がないけれど、適当に切り抜け
ていたのだろう。
教師の父は、そんな僕を知ってはいたのだろうけれど、諫めるようなことはまった
くなかった。その代わりにやたらと「本を読め、本を読め」と言われた。
そこそこの年齢になってからも「わからなくてもいいから、最後のページまで
読め」「英語の原書を読め」と口うるさかった。

父の死後、兄と姉が相次いで亡くなり
ついに・・・独り
六人兄弟の末っ子
実母は三歳の時、病死(破傷風)
三人の兄と姉は幼くして病死
残った兄と姉は早くから家を出たため、一人っ子のようなもの
そういう自分も16歳で家を出て・・・
まさしく〜さすらい人の子守歌(旧web版 Ne'o activity)

終業のチャイムが鳴ったのは、
アルバイトの僕が、丁度車の車庫入れを終えた時だった。
そして、君も作業を終えて作業場から出てきた。
僕には気づかず、ちょっと背伸びをしてから、
後ろに束ねていた長い髪をほどいた。
さらさらの黒髪が、肩に扇のように広がった。
やがて気配を感じて振り向いた君は、
これまでになく大人びて見えて、
僕はハッと息をのんだ。

あまりにストレートすぎて
戸惑った僕
どこまでが本意なのかつかみきれなくて
一喜一憂した僕
そんな僕の心の変動を楽しんでいるかに見えたのに
完璧な心変わりと感じ取ってしまった君
その場しのぎの言い訳や説明がいやで
沈黙の穴倉に潜り込んだ僕
それがまた不信に輪をかけて
僕は崖っぷちに追い込まれてしまったのだった
言葉の無力と沈黙の怖さを同時に知った

約束の場所の交差点は、多くの人々でごった返していた。
街灯の柱に寄っかるようにしていた君は、鮮やかな赤いタータンチェックのスカー
トを身に着けていた。
一瞬、周りがモノクロに変わり、赤いチェック柄が浮かび上がって見えた。
いつもはほとんど黒系統のファッションの君だから、余計にそう見えたのかもしれ
ない。
ストップモーションの風景が、せわしなく動き始め、僕は信号を渡り、素早く腕を
組んだ。
君を誰かに奪い去られないように・・・とでも言うように。

はにかむ君がいい
赤らめた頬がいい
拗ねて見せた横顔がいい
光る涙は本物だった
追いかけてきた君がいい
衝突を恐れない自転車に
君の本気を知った
必死に探す君がいい
曲がり角で身を隠した僕を
君は必死に探していた
僕を見つけた時の君がいい
僕の腕を抓る仕草が
ちょっと本気であどけなく可愛かった
忘年会の夜の君がいい
おめかしして別人のようだった
当然のように僕の隣に座ってくれた
電話の向こうの君がいい
携帯をonにして僕は歌った
歌詞に君への想いを重ねて・・・
透きとおる素肌の君がいい
男物のシャツの下に
僕は飛び上がるほど驚かされた
今はもう遠い
そう・・・遠い過去の想い出
でも、昨日のような鮮明さ
