母が女の厄年で亡くなって 僕はもうその歳の倍以上も生きているんだが 年下とは思えない・・・この感覚は何なんだろう 母も向こうで歳を重ねているということか そうでないとつじつまが合わないよな うん、そうに違いない 見守られ続けているんだよな お土産話が少ないな 愚痴話ばかりでは申し訳ないもんな
笑顔でいれば まわりも明るくなる そんな人たちが集まってくる 何にでもくよくよしていたから まわりも暗くなって そんな人たちばかりが寄っていた 花を生けよう 清しい花を しゅっとした花を 凛とした花を 自然と 空を見上げる自分がいた
ピンポンを押して 返事を待たずにドアを開けた 「ただいま!」 不審げに出てきた君に いたずら気分でそう言った 「おかえり〜」 意外な答えが返ってきて 僕は驚いた 目元も口も明るくて 鮮やかに乗り越えて切り替えた君に 僕は安心した 女性は強い
究極の自己分析 悲しいまでのピエロ性 顔で笑って、心で泣いて・・・ 夜の夢旅行が無ければ、昼の現実を生きられない 心の暖炉は、いつもチロチロ燃えている 薪を一本また一本・・・ 絶えることは無いさ その薪の栄養素は何ぞや 泪、慈愛、献身、抱擁・・・ それらの発信者よ 此処に帰れ そして、共に深い眠りに落ちよう
後回し 後回し 自分のことは後回し 何がして欲しいの 何がお目当て 僕にできるなら、なんでもするよ できないことでも、やってみるよ 心を買う君だから 意気込みを優先する君だから
思い続けることかな 念じ続けることかな 電話もしない メールもしない 手紙も書かない ・・・・・・・・・ 想いは通じるか 念ずれば通じるか 未だ成就しないのなら 僕の想いが足りない 僕の念力が不足している そう思うことで この願いは光り輝く 一生を貫き通す・・・馬鹿男の純情
雨よ 優しく静かに降ってお<れ 二人で一つの傘の上に 風よ 軽やかにあの子の髪を透かしておくれ 僕の指の化身となって 雲よ 僕をあの子の住む町へ運んでおくれ 突然の訪問に驚くあの子の顔が見たくって だって・・ メールの一方通行は辛すぎる 既読の無いことに不安がよぎる 病持ちのきみだから・・・ 再発目安は過ぎただろうに・・・ ♪風がはこんだこの愛は わたしひとりの大きな愛 だれも知らないこの愛は わたしひとりの大きな愛
まだ逢わねばならない人がいろ きっといる そう思わないと この何とも言えない (やり残した)感は消えない まさか その人は通り過ぎてしまったか そんなはずはない いかに鈍感とは言え その種の触角は誰にも負けないはずだ
苦しい秘密もあるけど この二人だけの秘密は守り通すよ 必ずね 他の誰にも知られてはならない ヒ・ミ・ツ これはホントに あの世まで持っていく秘密だね それだけの覚悟のできた君は凄いよ 僕にはできないな 必ず誰かに聞いて欲しくなるものさ でも・・・ きみにとっての、その誰かが僕だったことに 歓びを感じるよ それだけに責任重大だね 強靭な意志と永遠の祈り無くしては 守り通せない 「象の背中」の映像の一コマ一コマが フラッシュバックする
嘆くことはない 僕が付いている 諦めることはない 僕が助ける 絶望することはない 僕が身代わりになる 生きなさい 行きなさい そして・・・ 逝かないで
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