<< 2019/04 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

瞑目

目を瞑れば

他の感覚が研ぎ澄まされる

目視するときよりも鮮やかに

僕はまた今宵も

夢飛行を試みる

希望が

願望が

事もなく成就する31.4.4-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

蓮の花

二十歳の夏

「父よさらば 哀れな継母よさらば 兄よ 姉よ 義弟よ・・・」

と綴った僕は、何と傲慢だったのだろう

父の慟哭の涙も知らず

義母の辛苦も思いやらず

兄、姉の胸の痛みにも気づかず

義弟の罪の無さも省みず・・・



言い訳がましい気もするが

敢てそう言い放つことでしか

自分を叱咤する方法がみつからなかったんだ・・・きっと

行く当てもなく放り出された流れ星に似て

僕は宇宙を彷徨った

ぶつかる天空の塵の痛みは、殊の外激烈で

燃え尽きるまでの消滅を覚悟した

そして・・・確かに消えた・・・無くなった


愚かにも目覚めた時

僕は蓮の花の上に横たわっていた

31.2.5-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

テレパシー

このS・O・Sは届くのか

心の波長のモールス信号

飛んで行け

あの人のハートに

直接手段は使わない

現代文明にはお世話にならない

清き精神感応

aitoreiImg.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

腕組み

とことん追い詰めたって

命までは奪えんだろう

そんな落しどころを噛みしめて

僕は腕組みをしている

ハートの腕組みは

ちょっとやそっとじゃ

ほどけはしないさ30.10.1-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

ありのまま

「捨てる神あれば拾う神あり」

一喜一憂しなさんな

そうなんだ

見る人は見ている

大袈裟じゃなくて

世の中・・・捨てたもんじゃない

諂わず

演技せず

ありのままに生きなさい30.9.27-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

優劣

優越感が

チラチラと見え隠れする

親切心なんて

僕は信じないね

そう言えば

劣等感の塊り

と言い返すんだろう


30.9.8-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

飛翔

雲が沸く

朝陽がその雲を赤く染めて行く

分厚い暗雲が光を遮る

その不気味な肉厚が何かを象徴して見える

この一瞬に

すべてが凝縮されている

白い雲は貴方か

黒い雲は君か

光は誰だ

太陽はどなただ

風よ吹け

あらゆる障壁を吹き飛ばせ

飛行機雲よ、君に頼もう

大空を真っ二つに切り刻め

僕は君に乗って

一直線に飛んで行こう

誰にも見えなくなるまで飛んで行こう30.8.30-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

数字

数字は冷たい

数字は厳しい

数字は情け容赦ない

心通わぬ数字に埋もれて

僕は奈落の底へ転がり落ちて行く

差し出されるものは藁さえもない

氷のような・・・

ガラスの破片のような・・・

冷たく鋭い弓矢が

僕の胸に突き刺さる

綿のように柔らかい言葉は

オブラートそのもので

中身の劇薬が今にもはじけ出しそうだ2015100917284072c.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

精神のバランス

ずっと言われ続けてきた言葉

「いつも遠くを見ているわね」

「夢の中へ入っちゃうんだね」

「ほかの人の影が見えるね」

そうなのかな・・・

現実逃避?

夢旅行?

浮気性?

言葉にすればそんなことになるのかな

それもこれも

全部僕だよ

際どい精神のバランス

posted by わたなべあきお | - | -

サヨナラ

「さよなら」は言わないでおこう

そっと、そっと去りましょう

これが僕流のお別れさ

何と言われたって

どう思われたって

これが僕流のお別れさ



30.8.22-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top