これっぽっちしか
できないんです
それでいい
それでいい
それでいいのです
あれも
これも
ではなくて
あれが
これが
なのです
【横田 武】
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達観の域の先生に、何もかも反発して、いきってた二十歳の自分。
それさえも見透かされて、ただ無言で見守り続けてくださった。
先生 僕は何でも先生の逆です
そこで先生はおっしゃりたいのでしょう
物にも事にも裏表の二つの顔があるのだと
わかっているんです 先生のおっしゃることすべて
でもどうしても ああ これが人生なんだと
割り切れない 悟りきれないのです
それこそ 本当の負け惜しみのような気がして
こうして何もかも反発しているのです
お許しください 先生
二十歳の詩集

ひとりひそかに
深海の真珠のように
ひとり ひそかに
じぶんを つくってゆこう
【坂村真民】
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人間下座の経験のない者は、まだ試験済みの人間とは言えない。
【森 信三】
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いわゆる「下座行」は、高校生の時からあたりまえのこととして経験した。
辛いと思ってしまえば、「行」にはならない。
今も昔も同じだが、トイレ掃除とかごみ拾いとか…
外見さりげなく、サッとできてこそ、そこに意義がある。
自分は自分であって
他の誰かさんではない
他人様の眼が作り上げた僕は
誰がなんと言おうと僕ではない
親のせいにして
辛うじて自分を保っている人を見る
その際どいアンバランスな心に同情を覚える
みんな みんな 似たり寄ったりさ
梅雨空のベタついた空気が
心の中まで染み込んでくる
吸い込んだ空気が 酸素が
脳まで届かずに
冴えない頭を さらに混乱させる
こんな時こそ こんな時こそ
母に居てほしい
言葉は要らない
温もりだけで 僕は救われる
天空の城に旅した夢を見る
虚像の世界のその中に
リアルな母の実像を発見する
しかし しかし
いつものように いつものように
母は僕を追い返す
まだ此処へは来てはいきません…と