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ボウサイの日

今日(九月一日)は、(防災の日)

されど……父曰く…【亡妻の日】 行年三十三才

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今宵は 母に抱かれて 眠りましようか?

いいえ

もう母が逝った年齢を二倍も超えたのです

僕が母を抱いて眠りましょう

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絶妙

人生の皮肉は那辺に現れるか?

それは例えば、順風満帆の日常を、自分の力量、実力と思い込み

身の程を忘れ、当たり前化するところから始まる。

もちろん、自信は大切な要素ではある。しかし、過信はいけない。

これは、紙一重の世界と言っていい。

怖じけず勇猛果敢に、しかし過信せず慎重に。

この両極の絶妙なバランスが、最後の結実を実現する。

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青い春

♪僕が思い出になる頃に
 君を思い出にできない
 そんな僕の手紙がつく
 風に揺れるタンポポをそえて
 君の涙をふいてあげたい
 あゝ僕の涙はあの時のまま
 広い河原の土手の上を
 ふり返りながら走った
 あゝあれは春だったね

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宝物

高田みづえさんと彼女がダブる。

僕がプー太郎を卒業して、初めて就職した会社の事務員さんだった。

わけアリの女性恐怖症の僕だったが、

五つも年下の彼女は、鹿児島育ちの快活さで、

僕を再生してくれた。

【男】を甦らせてくれた。

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それぞれに歴史があり

時は思い出を葬り去ろうとする

でも、この想い出は消えない

僕の貴重な宝物


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生と死と

今日(8/31)は、自身の78回目の誕生日

産んでくれた【母】への感謝の日

明日(9/1)は、母の祥月命日

その身の最期まで、叫び続けてくれた【母】への弔いの日

月を境に

生と死と……
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アンバランス

もしも……であったなら……を捨てなくてはならない

でも一方で、それを抱き続けなくてはならない

それを矛盾と言うのなら

その言葉を甘んじて受けよう

僕は、そんな両極の世界に生きている

夜中の思考……夢旅行……目覚めの倦怠……

目覚めに頬をしばく……現実への挑戦……

その微妙なアンバランスの中で

僕は生きている

笑わば笑え

理解者はヒトリでいい

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時の流れ

木陰の涼しさも何処へやら

かき氷の懐かしさも何処へやら

蚊帳 蚊取り線香 団扇 打ち水………

みんな死語になっていく

あのゆっくりとした時の流れで良かったのに

ホントに ホントに

何を急いで……何処へ行く……

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心構え

  『臨終のことを前に習ひて 後に他事を学ぶべし』

             日扇聖人

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 これがなかなか出来ないのです。

 他人は死んでも、自分はまたまだ死なない…と思っている。

 それを思えば、今日のこの日を疎かに出来なくなる。

 「明日があるさ」ではダメなのだと…己に言い聞かせる。
 
 Never put off till tomorrow what you can do today.

 
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   静かな雨であれ

   しとしと雨であれ

   そぼふる雨であれ

   叩きつけず

   押し流さず

   草木に染み入るような

   心さえ潤すような

   優しい雨であれ

   慈しみの雨であれ


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夏の夜の夢

地下鉄を降り 階段を駆け上る
とは行かず……
手摺を頼りに 歩を運ぶ

雑踏のなかの 孤独
信号の青の点滅
走り渡ろう
とは行かず……
次の切り替わりを 待つ

宴会の中の ふとした孤独
楽しげな会話が 僕を
素通りして行く

若い世代の 屈託のない笑顔
未来の希望にあふれた会話
通路の壁の 有名人の色紙

都心を離れての 二次会
何かしら うら寂しさが漂う
自分の世界に入った 女の歌声

往年の声が出ない 惨めさ
ここでも現実を突き付けられる
昔は良かった……
もうひとりの自分が 淋しく呟く

三軒目の女将は 
もう店を締めようとしていた
他の客は誰もいない
ここでも突き付けられる 現実

昔は良かった……
女将も 僕も 友も
遠い過去に 己を運ぶ
だんだんと 現実が比重を増していく

それにしても この物価高はなんだ
わずかな距離のタクシー代に
酔いが醒めていく気がする

夏の夜の 数時間の彷徨
頼りない足取りと同じく
我が心も 彷徨い 眠る

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