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強さ 弱さ

 
  ◯大きい声を出すものに 力はない。


  ◯強がる人は弱い。

   自己の弱さの認識は強い。



      【毎田 周一】



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未完の母恋歌

     未完の母恋歌

  朔風吹き巻く牧場のなかに
  あなたを

  裳裾翻り

  幼児のわたしは
  転んでは駆け
  また 転んでは駆け

  振り向くその両腕は
  青空を背にした 扇の如く

 
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人知れず

世の中に、いわゆる美談は数多くあるけれども、それは第三者が語るべきことで、

本人やその取り巻きが喋ったのでは、話の価値は半減どころか、むしろマイナスとなる。

ネット上でのそれでも、計算された作り話であったり、こじつけであったりする。

かなりの年数を経て、何人かの人に語り継がれて聞く話の方が、真実味があり、

心から納得できる。

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♪信じてくれよと 
 たのみはしない
 あなたがわかってくれたなら
 それでいい それでいい
 黙っていても 
 通う心の真珠の命
 人知れず 人知れず
 愛していたいのさ

      好きだなんて 
      そんな言葉はいらない
      あなたの支えになれたなら
      それでいい それでいい
      何もいらない
      暗いこの世に
      明かりをひとつ
      人知れず 人知れず
      灯してみたいのさ


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端境

感度抜群の我がテレパシーは

君のSOSをキャッチしてはいるのだが

如何せん、肝心の発信源にたどり着けないでいる

おそらくは…

最後のボタンを押すことに躊躇しているのだろう

僕があなたの立場でもそうかもしれない

その端境が…

その躊躇が…

それぞれの価値でもあるわけで

あゝなんとも人生は生きにくい

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置き去り

置き去りにされた寂しさ悲しさは
自分の中に奥深くしまいおき
誰かさんの所為とは決して言いますまい

その事実の裏側に
主体たるあなた方の心の比重を感じ取った時
諦観でもなく悲嘆でもなく
ただ心の向け処を変えようと
思った五歳の小さな心

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ボウサイの日

今日(九月一日)は、(防災の日)

されど……父曰く…【亡妻の日】 行年三十三才

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今宵は 母に抱かれて 眠りましようか?

いいえ

もう母が逝った年齢を二倍も超えたのです

僕が母を抱いて眠りましょう

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絶妙

人生の皮肉は那辺に現れるか?

それは例えば、順風満帆の日常を、自分の力量、実力と思い込み

身の程を忘れ、当たり前化するところから始まる。

もちろん、自信は大切な要素ではある。しかし、過信はいけない。

これは、紙一重の世界と言っていい。

怖じけず勇猛果敢に、しかし過信せず慎重に。

この両極の絶妙なバランスが、最後の結実を実現する。

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青い春

♪僕が思い出になる頃に
 君を思い出にできない
 そんな僕の手紙がつく
 風に揺れるタンポポをそえて
 君の涙をふいてあげたい
 あゝ僕の涙はあの時のまま
 広い河原の土手の上を
 ふり返りながら走った
 あゝあれは春だったね

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宝物

高田みづえさんと彼女がダブる。

僕がプー太郎を卒業して、初めて就職した会社の事務員さんだった。

わけアリの女性恐怖症の僕だったが、

五つも年下の彼女は、鹿児島育ちの快活さで、

僕を再生してくれた。

【男】を甦らせてくれた。

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それぞれに歴史があり

時は思い出を葬り去ろうとする

でも、この想い出は消えない

僕の貴重な宝物


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生と死と

今日(8/31)は、自身の78回目の誕生日

産んでくれた【母】への感謝の日

明日(9/1)は、母の祥月命日

その身の最期まで、叫び続けてくれた【母】への弔いの日

月を境に

生と死と……
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