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スローで行こう

「人類が、地球が、加速度的に破滅へ向かっている・・・」とは

以前にも書いた記憶があるが

一個の人間としても、地域社会としても、国としても

結局は、誰一人としてブレーキをかける勇気を持てない・・・と言うことだろう。

時の流れを、何十年か前に戻すなんて

出来るわけがない〜その影響たるや

ひとつの人間や地域や国に止まらない

それこそ、地球の破滅だ・・・と。

されば・・・
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音読

音読の速さで本を読むというのは

よく噛んで食事をするというのと似てます。

ごちそうを急いでいっぱい食べても

へんな満足感しか残らなくて、身体に悪そう。

それよりは、もう「おばあちゃんのように読む」。

ぼくは、これで行こうと決めました。   (糸井重里)



※当然ながら・・・糸井氏は故吉本氏つながりです。24.3.19.jpg

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背景の記憶(109)

 父は怒りや瞋りは言葉や行為にあらわしたが、悲しみについては言葉にも表情にもあらわさずに、いつも耐えていたと思う。わたしは父からそれを「父の像」として確かにうけとった。そしてじぶんのものにしたとおもう。それからあと父にまつわることではいつも頼もしい息子とみえるように、つとめて振る舞うようにした。気分が引っこみ、ためらいや恥ずかしさに襲われ、どうしてもそう振る舞いたくないと内心でおもえるときでも、おし切るようにして父親を悲しませないようにと積極的に行動するようにつとめた。

 この悲しい父親像を通じて、わたしは「父」が広大な自然よりは、「強大な意志」だということを学んだ気がする。そして高村光太郎のように「常に父の気魄を僕に充たせよ」と願ってきたが、そんなに思い通りにはいかないで、生涯の大半を過ごしてきてしまった。
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 ただもっと胸の奥をこじ開けてみれば、太宰治ではないが、白い絹の布地に何やら蟻がぞろぞろ列をなしていったあとに、象形文字にも仮名にもならないような、父としての存在の跡のようなものがのこされている気がする。それはわたし自身にも判読できない。だから、何と書かれているかということができないが、その痕跡はたしかに押印されていて、わたしが「父」であることを、何ものかに向って証明しているような気がする。(吉本隆明・父の像)

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カテゴリー

カテゴリー「背景の記憶」は、実を言うと・・・

先日亡くなられた<吉本隆明氏>の本の題名から拝借したものだった。

(1994年・宝島社)

正直言って、詩集もその他も難解で

「こりゃムリだわ・・・僕には」だった。

ただ・・・誰かが言うように

活字としての言葉は難解だけれど、話し言葉はす〜っと入ってくるような気がする。24.3.17.jpg

そして・・・

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宇治市・K様邸〜床暖房工事

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新築です。工務店様は、?小西工務店様。

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弊社担当は、温水床暖房工事(ノーリツ)

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ガレージの一角に、熱源機(エコジョーズ)を設置しました。

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浴室には、暖房換気乾燥機を設置しました。(システムバスはTOTO)

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肩揉み

自らに

言い聞かすように喋る

それが心のバランス


言葉にして行く間に

自分自身が浮かび上がってくる

見えてくる

意外な再発見、新発見も

あるんだよ


疲弊した自分の

肩を揉む

もう一人の自分がいる

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潸潸

咲いて散るより

蕾でいたい・・・

いやいや

潔く

あざやかに散ろう
24.3.12梅.jpg

                      photo by K/T

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流転

荒波の本流からはじき出されて

岩間の淀みに流れ着いた木の葉舟

渦にまかせて周回を繰り返す

また一艘

また一艘・・・24.3.13笹舟.jpeg

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怪我

もう十日程前のことですが・・・

孫(愛)が階段から落ちました。

で、眉間のところを二針縫いました。

24.3.11愛.jpg

今日久しぶりに会って、ちょっと痛々しかったです。

女の子だし、それに体のセンターラインだし・・・

傷跡が残らなければ良いが・・・と心配しています。

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ひとりひそかに

    深海の真珠のように


    ひとり ひそかに


    じぶんを つくってゆこう


                   (坂村 真民)24.3.9真珠.jpeg

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